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「人を殺すという仕事」大石圭さん(読書感想文)(*ネタばれ注意)
おもしろかった。
主人公、たちばな(Mr.)のもとに
10歳の頃から「C」と
いう人物から手紙がくる。
その手紙のおかげで、
危機一髪で助かること、いっぱい。
ジャンボ機墜落を免れるとか
時事問題も入っていて、臨場感あり。
「C」への絶対的信頼で成長した頃、
「C」から殺人依頼が届くようになる。
断ると、身内が殺され、
たちばなは、母と妻を殺され、
残された娘二人は必ず守り切る
と誓う。
話の始めや途中で、
絶滅動物の話が、
ちょくちょく入ってくるんだけど
まるで、伊坂幸太郎さんの
『オーデュボンの祈り』のようだな、と。
リョコウバトも登場していた。
で、結局、「C」は、
「CREATOR(創造者)」で
あることがわかり、たちばなは最後に
30人以上の人を殺して、どうなったか?
・・・おわり。
途中で、主人公自身が自分に
手紙書いているのかな、
と思ったけど、物理的に、
白髪の老人が出てきて「C」と名乗る。
動物を絶滅させた人間を殺せ、か。
神様もわけわかめー。