![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139569878/rectangle_large_type_2_db2d9937149349621c7a50fc1d86bb56.jpeg?width=1200)
「ローズ メリー ローズ」マリー・ルネド氏(読書感想文)(*ネタバレ注意)
淡々とした架空の世界。
船乗りイエムと、主人公メリー。
港。
エルミタージュの土産物店。
オァトという離島の町と大陸。
妖精の女王号で、新しい水路を
見つけに、旅に出たイエム。
結婚式の翌朝、
ウエディング・ドレスを着たまま
イエムを港から見送るメリー。
イエムの知らないお産。
老女ローズと、娘ローズ。
メリーにとって、男は
道具にしかすぎない。
全然、情に流されていない。
博物館も、
新旧アルファベットも
骨董品屋も
写真屋も、
まるで、デジャヴュを
見ているみたいだった。
死の間際に、ふと
イエムを想うメリー。
すべてが夢のような物語だった。