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「道頓堀川」宮本輝さん(読書感想文)(*ネタばれ注意)
大阪の、戦後~たぶん、2,30年後?
地名が馴染み過ぎて、
地元愛は沸くんだけど、
私の知らない時代、土地だった。
主人公、邦彦(21才)の容姿や
正確がイマイチつかめなかった。
武内鉄男(昔、ビリヤード王で
今は「リバー」という喫茶店をやっている、
50~60代の男性)の愛憎は
とてもよくわかるのだけど。
二世代のギャップは人間とアンドロイド
みたいな気がした。
鉄男と、その息子、政夫の関係は
人間らしかった。
緑のギアマンと、絵描きの占い師
(鉄男の妻、鈴子の浮気相手)が
不思議だった。