「ぼくとひかりと園庭で」石田衣良さん(読書感想文)(*ネタばれ注意)
衣良さんの絵本ですなー。
子供用ではなく、大人向けの。
主人公、あさひと彼女ひかりが
幼稚園で一晩お泊り保育のとき、
園庭の園丁(えんてい・ようせい?)に
見せられる12年後。
三人で仲良くしていた
みずきくんが
あさひとひかりが高校?(18歳)になって
付き合っていたことを知る。
みずきは、両親も亡くしていて、
ヤケをおこして
元の幼稚園に園児を殺しに行き、
自分も自殺する、という
未来図を見せられる。
その間に、3つの選択があって・・・
でも、みずきを引き留められたのも
安易すぎるし、
園児殺して、自殺っていうのも、
極端すぎるし・・・
たぶん、雪の女王的なんだろうけど、
現代版にアレンジすると、
殺伐とするよなー。
あさひとひかりを
試すような感じが
「雪の女王」の影響を受けてるよね、
衣良さん。