「天子蒙塵(てんしもうじん)㊂」浅田次郎さん(読書感想文)(*ネタばれ注意)
満州の怪人、甘粕正彦、
男装の麗人、川島芳子は
現実の人物なんだろうな。
吉田茂はさすがに知ってるけど。
なんせ、歴史上人物のオンパレード。
そして、ヌルハチ伝説。
(ヌルハチは名、姓はアイシンギヨロ)。
文殊菩薩(マンジュンユリ)の
大御心により、天女の腹をかりて
生まれてきたヌルハチ。
キリスト教とカブるなー。
張学良と、ココ・シャネルの
ランデブー。
ココ曰く、
「ジュエリーは本物である
必要はないの。
私が本物だから」
そんなココに、張学良は、
父、張作霜の姿を見る。
「俺様は、張作霜だ」と
いう口癖。
父の命日(1928年6月4日)が、
学良の誕生日(1901年生まれ)。
また、張作霜の、5番目の妻、
寿玉梅(ショウユウメイ)の
肝っ玉と、日本人の亡命児二人。
歴史はどう流れていくんだろう。