「ぼっけぇ、きょうてぇ」岩井志摩子さん(読書感想文)(*ネタばれ注意)
かつて、毎週5時、
「五時夢」で見ていた、
志摩子さんの小説。
「ぼっけぇ、きょうてぇ」は、
娼婦が耳元でゆっくり
ささやくホラー。
というか、現実。
岡山地方の風習や、
方言がとっても効果的。
顔面に双子の死んだ姉が
ひっついているというのは
びっくり。
あと、
「密告函」
「あまぞわい」
「依って件の如し」
という、明治くらいの
地方のまずしーい話。
くらーくて、くさーくて、
おもたーい・・・ところがいい。
60枚でホラー大賞をとった
「ぼっけぇ、きょうてぇ」
て異例らしい。
確かに、すごいインパクトだった。