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あなたも、今日からスタイリスト。
こんばんは、またはこんにちは。
スタイリストのかんざきです。
個人の方およびメディア向けにオーダーメイドなスタイリングを提供しています。
突然ですが、スタイリストってどうやってなるのか知っていますか?
答えは簡単。
名乗ればいいのです。やったね!
いや、これ本当に。
国家資格ではないので、肩書きが欲しいだけなら名乗ればなれます。名乗った後のことは知りませんけども。
真面目な話をすると、大きく分けて3つのルートがあります。
一つめは、いわゆるメディアで活動するスタイリスト。
雑誌やテレビなどマスコミでの仕事がほぼ専門。俳優さんのスタイリングが人気になったり注目を集め、自身にもスポットが当たってタレント的な活動になったりもします。スタイリスト事務所で下積みして所属しているケースも多いようです。
二つめは、養成学校やスタイリスト協会を経て独立する方法。
学校や協会が策定した講座を履修して、修了すれば認定スタイリストとしての活動が可能になります。一から教えてくれるので、全くの未経験から挑戦する人も少なくありません。主に個人を相手にする他、母体経由で仕事が入ってくるケースもあります。
三つめは、アパレルの現場から直接転身するパターン。
販売や買い付け、製作の現場で働きながらリアルに学んで、それをもっと多くの人に直接伝えたいと独自にプロとしてスタイリストの道へ進むルート。僕はこのルートに属しています。ここは個人とメディアが半々。
そして四つめ、何の経験もなく勝手に名乗ってる人。
名乗るのは自由なんですが、まずもって仕事はありません。なぜって、単に洋服が好きならやれるって仕事じゃないからです。自分がお洒落なのと、人をお洒落にすることは全く違うから。どのくらい違うって平昌と平壌くらい違う。いやそれは近いな。そして美女応援団の中にもボーダーラインな人がいるな。
もとい、ひとつ問題なのは
肩書きとしては全て“スタイリスト”に
なってしまうということです。
得意分野やクライアント先の違いはいいとして、
“プロか、そうでないか”
は線引きしないといけません。
みんなプロを目指してそれぞれの道で、
お金も時間も掛けて頑張った&頑張ってるんだから。
もしスタイリングや同行ショッピングを依頼するのなら、プロを選んであげてほしいなと切に願っています。
あ、もちろん僕を選んでいただいてもいいのですよ、というかどうかお願いします。
次は、”クライアントによるスタイリングの目的の違い”について書いてみようかなと思います。
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