![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77875329/rectangle_large_type_2_d0d30d93914fa77bb0578bda1691c2e3.png?width=1200)
ヒヤマケンタロウの妊娠を観た〜困難にぶつかったとき、どう乗り越えるかがその人らしさ〜
Netflixにて
30分弱の全8話
まず男性が妊娠しているキービジュアルがインパクトがあって惹かれた。
1話が25分くらいなので、とても観やすかった。コミカル要素もあってサクッと一気見。
現代の現実社会だけど、
男性も妊娠することもある世界。
妊娠した女性の“解って欲しい”という思いをこれでもかというほどつめこみ、命を産み出すことの大変さ、それは命がけであることを男性妊夫を通して見せる。
今、色んなことが多様化されてきている世の中で、それでも変わらない価値観や考え方があって、それを崩すのはとても難しいこと。
男性、女性、それぞれの持つ“らしさ”を押し付けることを疑問に持ち、新たな形を作ろうとしている姿に共感しながら観た。
最終回、ちゃんと母親の顔になっている斎藤工の芝居が良かった。
上野樹里の芝居もとても自然で、男性にも観てほしい。
"男らしさ"だとか"女らしさ"とか、家族のあり方だとか結婚に対する考え方とか、こうあるべき、っていう社会の偏見や生きにくさをリアルに表してて共感しかない。誰にとっても他人事じゃない話。
偏見はこの先もなくならないかもしれないが、個人個人が"その人らしく"生きることができて、お互い尊重しあえる社会にもっと"アップデート"していってほしい。
子供を産まないと女性としての務めを全うできてない、らしさ、
なんか、ライトに見れる内容だけど、考え出すと止まらない。
総務部?の女性の最後のそれ当たり前だよが、本当にその通りなのかもしれない。