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棘のある娘の言葉で目が覚めた

私は人の顔色ばかりうかがうし
こんなこと言ったら悪いかなとか
そんなことばかり考えて言葉を選んだりするけれど

娘はそういうことが全くない。
顔色は…
多少私の顔色を見ながら話す時はあるけれど

そうじゃない時
こちらが傷付くことやカチンとくることを
平気でズケズケ言って来ることがほとんど。


昨日
車を点検に持って行き
待ち時間に本屋さんに行った後
車屋さんまで歩いて戻る時に、ふと
先日、娘に言われた言葉を思い出した。

「ママは歩き方がダメなんだよ」

娘と歩いていると
ティッシュを渡しに近付いてくる人がいたり
お店で洋服を見ていると
店員さんが声を掛けてきたり

それがいつも娘ではなく私で

もともと
歩いていて道を聞かれたりすることも多くて

その原因が私の歩き方だと娘が言って来た。

「ママの歩き方ってさぁ
 なんか、こう、何ていうかさぁ
 自信なさそうなんだよね」

一瞬、イラっと来たけれど
ちょっと納得できてしまい「そっか」って答えた。

「うん、何かこう…そう見える
 だから隙があるみたいな、それで声掛けられるんだよ」


歩き方か…


昔から歩くのが遅くて
学生の時でも歩いていると
通勤のサラリーマンや学生さんに
追い抜かれることが多くあった。

流れる時間がみんなと違うくらいに

何て感じることもあった。


自信なさそうか…
何が違うんだろう。
もっと早く歩く方が良いのかな…

意識してみると
確かにちょっとダラダラしてる気がする。


例えば
仕事をしていた頃を思い出してみる。
朝、駐車場に車をとめたら時間ギリギリで
昼、ご飯食べて歯を磨いてたら休憩時間終了間際で
ちょっと早歩きしないと間に合わないかな…
サクサク
サクサク

おぉ~ちょっと足腰に力が入る
こんなにキリリと歩いてたかな…

こうして歩いてみると

最近の自分が

どれだけのんびりダラダラと歩いていたかが分かる。

確かにこれはマズいわ( ̄▽ ̄;)


仕事を辞めて5年近く。

実家に入って、ずっとずっと家の中。

私は日々グダグダになっていったらしい。


もちろん、朝は決まった時間に起きて

洗濯も掃除も、夜も少しは遅くなる時もあるけれど

ほぼ決まった時間にお布団に入る。


変な夢ばかり見て眠ってるのか眠っていないのか


でもやっぱり決まった時間に起きる。

健康に良いのか悪いのかよく分からなかったけど


ただ、確かに緊張感はゼロだと思う。

ここを出たいと言いながら

あれもきっとできない、これも多分無理。

そう言ってぐるぐるしていることが

いつしか当たり前になって

もしかしたらその方がラクになってきていたのかも。


娘の言葉はいつもとても棘があって

人とコミュニケーションをとる場合にどうなの?って思うけど

私にとって

確かに傷付くこともあって言い返すことが多いけど


時々こうして

言い返せないというか

目が覚める、みたいなことを言って来る。


今回はそのおかげで

自分が日々もっとキリリとしていないとって

背筋を伸ばすきっかけを作ってくれることになった。


感謝…か…


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十和💙💛
愚痴るように書きながら、ぼちぼちと前に進んで行きたいです。気分を悪くされることなく「ふふんw」ぐらいの感じで読んで下さい。そしてまたいらして下さい。