営業力強化! 「野菜提案編」
仕事は楽しんでいますか?
私は毎日楽しく仕事していますww
嘘でも楽しいって言わなきゃストレスフル💦
私はスーパーで野菜のバイヤーなので、いつも営業される立場です。そんな私が「話を聞いて取引する人」そして、「合わない」営業についてお話したいと思います。
スーパーの農産物バイヤーとは?
仕事内容の紹介から。スーパーの農産物バイヤーの仕事はこんな感じ
農産物の仕入れ業務
販売価格の決定
店舗内の陳列場所の決定
店舗巡回
他のスーパーの調査
他にもいろいろありますが、わかりやすいのはこんな感じです。
その中でも「仕入れ業務・販売価格の決定」はバイヤーの最も重要な仕事になります。「品質の良い商品」を「欠品することなく」「適正な価格」で店頭に届けることがバイヤーの腕の見せ所ですね!
農産物の業界では、食品や衣料メーカーのようなスーツを着こなした営業はほとんどいません!いまだに市場は、アナログな仕事がたくさん残っていて、人間関係で商売が成り立っている昔ながらの業界です。
そんな中で、スーパーのバイヤーにどのように営業すればよいのかを解説します!
いい営業は、スーパーとバイヤーを知る!
営業先の商品を調べよう!競合店も!
まずいい営業をする方は、営業先の店舗で品揃えや仕入れ背景をみている!そして、他のスーパーとの比較で弱点や強みを理解して不足している部分の商品を提案してきます。
例えば…「ミニトマト」で調べるべきところはどこか??
ミニトマトのSKU(品揃え)はいくつあるのか?
メイン販売している商品はどれか
商品の特徴(産地・食味・糖度・品種・量目(少量・徳用など)・地場など)
売価ライン(どの売価ラインの商品が多いのか?少ないのか?)
売れていない、魅力的に感じない商品はないか?
競合店にあって、営業先スーパーにないもの
この6つは事前に調べておくべき項目ですね!
品揃えの充実を目的としているスーパーでは、この商品を品ぞろえすることで、どんな客層をターゲットにするかを明確にしようとします。
松竹梅の法則やゴルディロックス効果が発揮できる商品は良いですね!
営業の立場では、どんな客層を狙っているのか?そのターゲットが必要な量目やスペックは?購入しやすい売価は?と考えて商品づくりしましょう。
商談の曜日や時間が大事!!
バイヤーの私が思うのは、バイヤーは常に忙しい!余裕があまりない!
皆さんは忙しいときに会話をする余裕ありますか?会話楽しめますか?会話しながら考えられますか?仕事なのでルーチンで商談してもらっているかもしれませんが、営業しているバイヤーは余裕がありそうですか?
どんなにいい商品や、提案書をもっていきプレゼンしてもバイヤーが話を聞く余裕がなければいいプレゼンにはなりません!
バイヤーのルーチン業務を知ってますか?
忙しい曜日はいつですか?
休みは何曜日?
出張によく行くのは第何週?何曜日?
電話していて機嫌が良い日は?悪い日は?
商談の日程はできるだけ「バイヤーが余裕のある曜日、日程を選ぶ」これだで成功率はグンと上がります。バイヤーが忙しいときに営業しても、時間に追われていたら話もしっかり聞いてもらえない。考えてもらえない可能性が高まります。しっかりとバイヤーの行動を理解して最適なタイミングで商談に伺いましょう!
最後に
店舗と競合店の特徴を理解して良い商品やプレゼンを作り、バイヤーの余裕のある時間に商談に行くことで目的を達成する可能性は高まります!
そして最後のアドバイスは、定期的に訪問と連絡をすること!
組織的取引が増えている中で、農産業界はまだまだ人によって取引がされています。マメに訪問や電話をすることが最後の秘訣!
ぜひ参考に!みんな仕事頑張りましょう!!
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