心の声と向き合う時間を大切に

「自分らしく幸せに生きよう」

そんな言葉をよく聴く時代になったし、私もよくこの言葉を使っています。

自分らしくに答えもないし、正解・不正解もない、そして変化し続けるもの。
自分の心の声だけが、本当に自分が自分らしく生きているのかが分かる。
そういうものだと思っています。

今回、コーチングスクールZaPASSの最終講座Advance編で、神奈川県伊勢原市は大山に1泊2日で”自己変容を扱えるコーチングを体得する”合宿に行ってきました。
この2日間、とても有意義で人生初めての経験が多く、自分の「自分らしさ」や、「自分らしく生きる」ためには、どう生きていくとより良いかを感じれた気がしますし、コーチとしても幅が広がった時間だったなと感じています。
でも、この過ごした時間は一回きりではなく、これからも続いていくもので終わりなきものなのだろうとも感じています。

内容の大枠としては、
・Historyの扱い方
・現在の思考・行動パターンと過去の経験の関係性
・ 自身のOSとビリーフの棚卸しとアップデート
などですが、このアジェンダもあってないようなもので、その場の状況によって変化し流れていくような時間でした。
座学の時間はほぼなくて、山を登りながら、道無き道を下りながら（滑りながら）、散歩しながら、幼少期や部活でよくやったしっぽとりゲームをしながら、自分やコーチ仲間たち、そして自然との「対話」を繰り返していくイメージです。

その中で、主な時間を占めたのが「自分のモンスターとの対話」です。

本田圭佑が昔よく言っていた、「リトルホンダ」をイメージしてもらえば分かりやすいかもしれないです。笑
自分の心の中や頭の中にいる、いわゆる複数存在する本質的な素の自分。
人間は本音で言わないし、見られたくないものを隠す。

ここにいる、自分ではネガティブに捉えてしまいがちの素の自分を、否定したり、蓋をせず、承認・全受容することが大切ということを学びました。

自分のモンスターたちに、例えば
パーフェクトくん、寂しがりやちゃん、比較くん、などと分かりやすく名前つけたり、漫画や映画のキャラクター、身近な人の名前に例えて名前をつけていきます。
そして、
モンスターたちの発動条件（召喚条件）はどういう時か？
モンスターたちが生まれてきた背景はなにか？
発動した時に、モンスターたちはなにを言っているのか？
それを言うことで、自分に、周りにどのような影響・インパクがあるのか。
モンスターたちと対話しながら、紙に書き出していきます。

そのモンスターたちと深い対話することで自分との関係性がよくなり、楽になる、そしてそれが自己理解や人生の充実に繋がる、というもの。
しかし、一回対話しただけで良くなるというものでもないし、モンスターたちがいなくなるわけでもない、定期的に対話すること、書き出すことが大事です。

このワークは、実際にやってみないともちろん効果は感じられない、だからこそ自分がとても良いなと感じたこのワークを、周りの人にも体験してもらいたいなと強く感じました。

最後のチェックアウトでは、
「このワークを色々な人に体験してもらいたいです！だから開催します！」
その言葉が真っ先に心の声として出ていました。

今では必然であったと感じているのですが、偶然にもこの合宿後の数日後に、大切な友人の誕生日会があり、そこでワークをして欲しいと頼まれていました。

「私の誕生日だけど、いつもの感謝を込めて、みんなのための時間になって欲しい。過去を振り返ったり、未来を想像したり、自分や仲間たちが対話を出来る時間を作って欲しい。」
彼女自身が直近、Instagramから数日間離れて自分を見つめ直す時間をとっていたこともあり、まさに彼女らしい「願い」だなと感じてました。

関係性が深い仲間だからこそ、言いにくいことがあったり、恥ずかしく感じることもあるかもしれない。
でもそこを理解していくことが、より深い関係性へと繋げていくと思っています。
今回このような素敵な機会を頂いて、改めてもっと色々なところで色々な人たちに向けて実施していきたいなと強く感じました。

次は、私自身が経験したように、1泊2日で自然の中でこのようなワークが出来ればと思っています。
どこでやる予定か。
これも必然だったかもしれませんが、合宿の次の日に群馬の土合ってところにワーケーションに行ってきてました。
まさに、そこには山・川と大自然があり、運営されている代表、社員の方も素敵すぎて、ここでやりたい！と直感で感じたので、代表の方に提案をしたところ、ぜひやろう！と仰って頂きました。
恐らく8月末〜10月上旬あたりで開催する予定です！
どのような形でやるの詳細はまだ確定しておりませんが、興味がある方がいればどんな形でも良いので連絡ください。

「自分らしく幸せに生きよう」

冒頭にもお伝えした通り再現性はないが、みんなに伝えておきたい、私自身も頭の隅にいれておきたい、大事にしていきたいことが出来ました。

心の声で感じる⇄頭の声で考える

どっちかに寄りすぎるのではなくて、心と頭を上手く行き来することが大事である、ということ。
〜ができるから、得られるから（成果物）という承認が現代の思考だし、比較の世界が強いと思う。
そうではなくて、今ここを捉えて、今ここを生きる。

でも生きていく上でお金は必要だし、考えることもとても大事である。
葛藤がたくさん生まれると思います。
ここの行き来をどうしたら上手くできるのか？

自分と対話をし続けて、自分を理解し続けていくこと。

End.