モルディブに魅せられて①
若い頃海が好きでスキューバダイビングの免許を取り、モルディブに何回か潜りに行った。
最初に訪れた時は、シンガポール経由でマーレ国際空港に到着。
マーレ国際空港到着時間は夜で、その後船でホテルに向かう。
モルディブは1つの島に1つのホテル。その島がいくつも点在している。
目的地は、フルムーンビーチリゾート。
船に乗ると、点々と見えるホテルの明かり。そして、生暖かい風がいかにもリゾート地に来たことを感じさせてくれた。
夜なので、海の色は分からない。
ホテルに到着した時の船着き場の明かりだけが、海の色を覗かせてくれた。
海を見てみると、綺麗なラムネ色。魚も明かりで群がっている。早く明るい所で見たいと心躍らせた。
チェックインを済ませて部屋に向かう。中に入ると、ベットも鮮やかな花柄のカバーでかわいらしい。如何にも南国らしいお部屋だ。
翌朝カーテンを開けるのが楽しみと思いながら、疲れていたせいか直ぐに眠りに着いた。
そして翌朝、興奮して早く目覚め待望のカーテンを開けると、 眼下に広がるエメラルドグリーンの海。
こんなに綺麗な海は今まで見たことがなかった。
来てよかったと改めて実感した。
そして、モルディブの良さは海だけでなく時間が贅沢に使える事だ。決められた時間は食事の時間だけで、あとは全て自由。普段の日常ではあり得なかった。
今回の旅行では、食事は全て旅行代金に含まれていた。決まった時間に行くブッフェスタイルで好きなものを取る。
カツオとマグロの漁獲高が高いのでビュッフェにもマグロカレーなどが並んでいた。朝からガッツリ食べて少し休んだ後、スキンダイビングを楽しむ。
海に入れば、そこら中に魚がいるので、スキンダイビングでも十分楽しめた。パンなどで餌付けすると怖い位に魚が群がる。そんなことをして、泳ぎ疲れたらウッドデッキの日陰で本を読んだりベットで昼寝をする。
夕方には、水平線に陽が沈むのをずっと眺めていた。
そして贅沢に過ごした1日目が終りに近づく。
翌日は、チェックダイビングで怪我をする事になる。その話はまた次回に…。
長い話にお付き合い頂き本当にありがとうございました。