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【0歳児】赤ちゃんにウケるおもちゃBEST3(うちの子調べ)

まだ0歳なうちの子。つまり、生まれてきてまだ1年経っていないうちの子。なのにおかしい。どうしてこんなに部屋におもちゃがあふれかえっているんだ……!?リビングのラグの半分くらいがおもちゃで埋まっている。毎晩おもちゃ片付けてる気がする。けど朝にはおもちゃの遊園地になっている気がする。このおもちゃの宇宙大爆発的な大増殖で、3年後とかの我が家はどうなってしまうんだろうか(予想容易)

まあ、おかしいとか言ってるけどおかしくもなんともない。買ってきちゃうからね、大人が。「これうちの子が好きかもしれない!!」って。ただ、ワンちゃんやネコちゃんにも共通していると思うが、親や祖父母がワクテカして買ってきたおもちゃが赤ちゃんに全部ウケるとは限らない。なんならちょっと触って以降まったく触らないおもちゃとかある。まあ、そうですよね。大人だって興味のないものをプレゼントされても物置送りかメ〇カリ送りにするわけですし。

ならば赤ちゃんが気に入るおもちゃを買って差し上げたい。なれど我々の財布の中身は有限である。なるべく博打を少なくして赤ちゃんに大ウケするおもちゃを手に入れたい……!もしくは友人宅に生まれたあの子にプレゼントしたい……!

そんな方のために、赤ちゃんにウケるおもちゃBEST3(※うちの家庭調べ)をまとめてみました。調査対象者はうちの子(生後11か月)だけです。n=1。うちの子が生後0か月~11か月にウケたものを挙げるので、n=1でもご興味があるという方がいらしたらどうぞご覧ください。息が長いおもちゃを選んだつもりです。


★3位 ふわふわアニマルブロック(生後2,3か月~)

布製の動物型積み木。布製だから「積み布」と呼んでいたけどかわいい正式名称があった。これは万能です。布製なのでぶつけても痛くない、投げてフローリングに落ちても音がしない、洗える。あと鈴やカシャカシャが内蔵されていて鳴る。

うちの子は2,3か月くらいから遊び、11か月の現在でもバリバリの現役です。最初は親が持って目の前で振って見せていました。そのうち本人が耳の部分を手で持てるようになり、耳の部分じゃなくてもつかめるようになり、両手で受け渡しできるようになりました。自分で持って親に渡し、また返してもらって渡すエンドレス「どうぞーちょうだいゲーム」にも大ハマりしたし、ひたすらブロックを落とすと爆笑することもありました。今は親が積み上げたタワーを崩しに高速ハイハイしてきます。そのうち自分でも積めるようになったら、また違う遊びができそうです。とても広がりのある素晴らしいおもちゃです。

★2位 リモコン型おもちゃ(生後8か月~)

↑リモコン型おもちゃはたくさん種類があるので、これじゃなくてもいいと思う。

赤ちゃんがいるご家庭ならわかってくださると思う。赤ちゃんはとにかく大人が触っているものを自分も触りたくてしょうがないんです。特にギミックがいっぱいあるリモコンとか画面が移り変わるスマホとか大好きですよね。どんなに遠くに落ちていても、高速ハイハイして取りに行きます。エアコンのリモコンとか、照明のリモコンとかばんばん触るのですが、そのたびに部屋の光量やら温度やらが変わるのは大変だったので、リモコン型おもちゃに登場してもらいました。うちで買ったのは押すと光ったり音が鳴るリモコンです。最初は音が鳴ることに驚いて泣いてしまいましたが、1日で慣れ、今では毎日触って遊んでいます。なお、本物のリモコンにしか興味を示さない赤ちゃんもいると聞いたことがあるのでこれは若干赤ちゃんを選ぶかもしれない。

★1位 プーさんのメリー(生後0か月~)

ハイ、優勝。

4歳のお嬢さんのいる先輩ママさんから産前に「これはめちゃくちゃウケますよ」と教えていただき、購入したもの。さすがママさん。うちも見事に大ウケしました。

これの何が素晴らしいって、生後0か月からベビーベッドに取り付けられ、それ以降も6種類の形状に変形しつつ赤ちゃんの成長度合いに合わせて遊べることです。

うちの子は0~2か月くらいで頭上でくるくる回るプーさんを徐々に目で追いかけられるようになり、6か月以降はメリーにぶら下がったぬいぐるみをつかんで眺めていました。7,8か月で自らボタンを押したら何か音が鳴ることがわかってきました。11か月の現在、つかまり立ちをしながらメリーのボタンを押しまくって、DJのごとく音を奏でています。音楽に合わせて身体をゆらゆらしたり、笑い声をあげたり、はた目から見ていても実に楽しそうです。どのおもちゃよりも長い期間遊べて、かつ赤ちゃんを魅了し続けるプーさんのメリー。ちょっと大きいので部屋のスペースは少し取ってしまうかもしれませんが、超おすすめのおもちゃです。

★元も子もない番外編 ただのビニール袋、ペットボトル、鏡、本当のリモコン、スマホ、極めつけはティッシュ箱、大人のバッグ

これを言っちゃ元も子もないんですが……、ワンちゃんやネコちゃん同様、おもちゃとして意図されていない物品のほうが、赤ちゃんの好奇心を惹きつけることは往々にしてあるわけで……。

カシャカシャ鳴るビニール袋、振ったり物を入れたりして楽しめるペットボトル、自分(自分だと気が付くのは1歳半以降らしいけど)が映って楽しい鏡、照明などが大きく変化するリモコン、触ると画面が変わるスマホ。生半可なおもちゃは勝てません。

極めつけはやはりティッシュ箱。引っ張ったら無限に出てくるティッシュ。もういつまでも熱中して引っ張り出せる。出したティッシュをちぎったりもみもみしたりして遊べるし。大人のバッグは自分で持ってみたり、中身を引っ張り出して吟味したりする表情は真剣そのもの。母子手帳ケースから母子手帳を引っ張り出して眺めていた時はほほえましくも、どこか感動してしまった母ちゃんがいました。出産直後はあんなに小さかったのに、大きくなったなぁ……。もうあれです。おもちゃ以外のものでも遊んでくれるならいいや、って考えたらいいと思います。

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うちの子の遊び方を見ていると、赤ちゃんって、というか子供って、遊びを見つける天才なんだなとつくづく感心させられる。大人にとってはあくまでペットボトルは容器、ティッシュ箱はチリ紙を入れておくボックスに過ぎない。もう用途しか見ていないわけだ。道具もそれが想定された方法でしか使い方を思いつけない。誰が歯ブラシのブラシのほうを持って柄の方を口に入れると思うだろうか。

赤ちゃんはそんな大人たちの狭苦しい想定をふわりと飛び越えて、えっと驚くようなものを、驚くようなやり方で遊びに変えてしまう。赤ちゃんの世界は刺激と新奇に満ち溢れている。ひょっとしたら見ていないだけで、大人の世界も面白いものに取り囲まれているに違いないのだ。

最近うちではおもちゃになると想定されていないものをおもちゃに使えないか、という目で物を見るようになった。使い終わった卵のケースの中にビーズを入れて端をテープで止めたらマラカスになるんじゃないか?とか。気に入ってくれるといいな、なんて想像を膨らませつつ、ぼちぼち自作おもちゃを作ってみるようになった母ちゃんである。そして今日も我が家のリビングは、少しずつおもちゃに侵食されるのであった。

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