「なんで、いつもこうなんだ」ってのは大ウソです【一貫性バイアスの罠】
ことあるごとに、言われる。
「なんでお前は、いつもそうなんだ?」
ことあるごとに、思う。
「なんで私は、いつもこうなんだ?」
責められ、責めて。
ずーっと責めてばかり。
でもね。
「いつもこう」ってのは、ただの思い込み。勘違い。
脳には、認知バイアス(考え方の偏り)という機能があるから。
脳の、一貫性バイアス
一貫性バイアスとは
「ずっとこうだった」と思いたがる、脳のクセ
自分は、ずっとこう。
あの人は、ずっとああ。
そうやって、思い込みたいの。
なぜなら。
「変化しない」ことの、言い訳になるから。
しかも、「一貫性」という言葉を使えば、美化できる。
美化できて、しかも変化しなくていい。
脳にとっては一石二鳥なんだ。
時代は変化しているのに、古い仕事のやり方にこだわるのも、「伝統」とか「こだわり」とか「一貫性」とかで美化して、結局は、面倒を避けたいだけ。
よく考えてみたら、今ある伝統も、その昔は「新参者」だった。
仏教だって、中国から輸入されたばかりの頃は、「新興宗教」として恐れられてたんだ。
仏教を取り入れるかどうかで、殺し合いをしたくらいなんだから。
いつだって、新しいものを取り入れて発展してきている。
「伝統だから」とか。
「自分はこうだから」とか。
すべては、言い訳。
脳の思い込み。
だからね。
「なんでお前は、いつもそうなんだ?」って怒られても、聞き流しちゃっていいの。
その人が、思い込んでるだけだから。
逆に。
「なんで私は、いつもこうなんだ?」と、落ち込むのもバカげてる。
いつもじゃないし。
私たちの体の中でも、細胞や血液は循環している。
日々生まれ変わってるんだ。
古いものは、どんどん外に出してる。
決して、同じじゃない。
それでも、一貫しているように見えるよね。
思い込みだから、なかなか気づけない。
「自分を落ち込ませない」という意味で、意識しておくと役に立つと思いますよ。
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