「消費される」から離れるということ
「消費される」と聞くと何をイメージするでしょうか?
D-茶話会やD-newsLETTERを作りたいと思った時に、SNSで紹介されている代官山とは「ちょっと違うこと」をアーカイブしたいと感じてました。
その「ちょっと違う」が、なかなか表現できなくて。。。
偶然次回イベントの打ち合わせでランチをしてる際に「ふと感じてることが似てる気がする」言葉に出会いました。そのことをお話したいと思います。
街は消費される?
「街は消費される」と。。。消費される世界って?
SNSでハッシュタグ検索すると出てくるステキな場所は行列ができており、ある日行ってみると全然違うお店になっていたり。。。変化が著しいことが稀にあります。自分が遭遇することも、他のおとづれた人にお聞きすることも多いのです。
上記の3つが「消費される」ということにしっくりきたのですが、正直自分も「消費してました」。。。。
・「流行りだから」一度は行ってみたい
↑流行りだから。。。の部分というより、NEWOPENがみたい人。。。
流行っている〜に関しては、人混みが苦手なのでむしろ近づかないケースが多いかも知れないのですが。。。。
チョイスする場所って?
ご近所の方が何を街の中でチョイスしてるかを聞いた時の新鮮さ。
暮らす人(住まう&働く&リピーター)の方が選ぶお店は「長く続く」という場合が多いです。それは一過性でなく愛着を持っているということもあるのですが、そのようなお店はSNSでキラキラした感じとは違う可能性もあるけど、そこに行くと出会う人やそこでの会話が楽しかったりと一見するとと場所わからなくて通りすぎてしまい気が付かなかったりする場所です。
大きなお店や場所というよりは、どちらかというと隠れ家っぽいところが多かったのです。
小さくて個性的が濃い、そこに行かないと出会えない何か? があるような雰囲気を醸し出している、そんな場所に見えました。
噂的な話題
お話の中で同じような内容が3回重なったら実際に行動に移したいタイプの「体験したがり」なんです。確かめてみたいとも言えます。
これは、朝ウォーキングしたり犬の散歩したり、意外と街のことを気にかけて意識的に見てる人が多くて、茶話会で話したりLINEで共有したり「お店新しくできた」「これ食べた〜」を写真で共有してたり何気ない立ち話で聞いたり話したりしてることがあります。だいぶ感覚的で直感的です。
「消費される」の意味って?
「消費される」を素直にを調べると「少しづつ失われていく」タイプか「全て使われていく」タイプ。
この意味を踏まえて街を見た時、どう写っているのかな? 大切な場所は長く続いてほしいのですし、私も通いたいのです。
SNSで紹介されればされるほど(極端になると)代官山のステキの意味合いが表層的になっていく、そこを深層的な見方ができるようになるには本当は何が必要なのか?
私自身まだまだ表層しか見えてないし、深層にあるのはわかっても上手く言葉にできないので、もがく日々です。
ブランディングとかマーケティングとかではない何か
先日「ブランディングという言葉を使わないでください」お話をしてるのを聞いていて、そういえば近くにいる方々はその言葉を使う人はあまりいなかったことに気づきました。
マーケティングとかブランディングとは違う何か。。。
今あるモノやコトではないので、それはそれは「ふわふわ」してるし「カタチ」になっていないので説明難しいのですが、そのヒントになる何かを探しアーカイブを街の中でしてみたいのです。
『「ルールがないこと」がルール』にも、カタチでない何かに通ずることなのかも知れないと感じ、街の本来の姿をアーカイブできるものを作りたいんだ!と思ったんです。
その中にはもしかしたら私の好奇心が勝って「消費される」に通ずるものあるかも知れませんがそれ自体が良い悪いではなく、そういうフィルターを通してみていた2022年の3月〜のように読んだりみていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。