公式ブログでは言えなかったこと
仕事を伸ばすための活用をするために
投資して購入したホームページのブログには
書けなかったことを・・・。
先日、故郷の千葉に帰り、
故郷の公園で
ウクレレを練習していた時、
聴き入って、
声をかけてくれて、
CDまで買ってくれた
おばちゃん(おばあちゃん)がいた。
「すごくいい声が向こうの方から聴こえてきて。
ちょっと聴かせてもらってもいいかしら?」
「何か、ほら、CDとかございますか?」
と言われ、
一応、持ち歩いていたCDを
何枚かお見せした。
「今の曲はまだCDには出来てないんですよ。
youtubeには上げてあります」
と、↑こうやって
リアル会話中、
リンクを貼るようなスマートな会話は出来ないので
自分の名刺のようなチラシを
渡すようなことしか出来なかった。
(チラシにはあれこれ平魚のQRコードが貼ってある)
「こうして、ただこうやってここで
趣味で演奏されているわけじゃないですよね?」
「あ〜はい、まぁ、今日、
西千葉の方でライブがありまして、
(結果お客さん1人だったけど(笑))
今、大分から着いたところなんです」
「あらまぁ、行きたいわ。
でも、なかなか外出が厳しくてね。
主人が認知症になっちゃって・・・」
「わかりました。
はい。CDは1500円です。
欲しいんなら売りますよ。
なけなしの金、払って
買ってください」
とは、
もちろん言いませんでしたが、
今、日本には、いや、
僕がただ呼んでいるだけなのか?
・・・こんな人ばかりだと感じている。
売るのが痛いんです。
僕自身、
買うのが痛いから。
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社会に出た
90年代後半から
ずっと、一貫して
お金は入ってこない方だった。
いや、昔の方が、
嫌なことを我慢すれば
少しは
家賃を払えるくらいの
賃金は貰えていたかもしれない。
そして、バイトの時間を最小限にし、
残りの時間を
街で歌ったり、
バンド活動とかに
お金を費やすという
「投資」もすることが出来た。
そして、
さまざまな
「怪しい」と言われるであろう
宗教やマルチの勧誘を
幸か不幸かかわしながらも
なんとか夢を叶えられる方法が
どこかにあるような氣がする。
という、
漏れる光を感じていた。
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今、
かつて両親から
散々注意喚起されていた
「怪しいこと」で世界が廻り、
「真面目に働けば・・・」
の先の希望を持てない現代を
とてもよく見えるようになったのは
僕だけでしょうか?
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数年前までは
「やり方次第で
稼ぐ道があるのではないのだろうか・・・」
と、
持っている人が
すぐ隣のストリートにいる。
そんな幻想があった。
現実、
今もそうなのであろうけど、
(持つ=今はお金のことね)
持っている人が隣にいても、
僕に入るお金は
適切な方法で受け取らないと
僕が持つことは出来ない。
持っている人は
ただその時の時流を
適切に対処して、
持つに至っただけ。
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持っていないおばちゃんが、
わざわざ買わなくても
youtubeで聴けるのに
買ってくれる。
持っているおばちゃんが
応援の気持ちで
CDを買ってくれる。
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持っている、
廻っているコミュニティに
入ることが出来て、
ミュージシャンとか、
いろんな職業が成り立っている
人達がいる。
「持ってる人からは
しっかりいただいて、
持っていない人からは受け取らない」
そんな
どこにいても
魅力的に生きられる人を
羨しく想っていた。
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今、僕は
持っていない人からは
いただかなくてもいいし、
持っていない人がたくさんいる
現代の最中、
たくさん持っている人、コミュニティから
僕一人がいただいたところで、
このどんよりとした
社会の雰囲気は
晴れないだろうな・・・
なんて想ってしまう。
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連れ合いさんが認知症・・。
僕はその途方に暮れる毎日を
想像するだけだ。
自分の両親に併せて
想像するだけだ。
お金があるないの問題じゃない。
どうにもならない現状を
安寧に、どう導けるかが問題で、
そこにうまく「お金」を活用出来るなら
「お金」を問題にすればいいと思う。
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CDがたくさん売れば。
再生数がたくさん増えれば。
大きなギャラの入る仕事がいただければ・・・。
稼げる方法を身につけることが出来たなら・・
そこをモチベーションにいつまでも
「仕事=賃金労働」をしていては
奴らのコントロール下からは
逃れられないんじゃないだろうか?
せっかく、今、世の中が
こんなにも貨幣価値って移ろうということ、
人の声が
こんなにも不確定で移ろうのに
想い、感じることで
こんなにも確信させられてしまうこと、
儚く移ろう現実を
見せてくれているのだから、
もっと自ず、由せて
生きられないもんかなぁ・・・
って、
自身に想うのでした。
さぁ、
帰って、音源制作、
進めます。
出先の車中より。