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マネーという文化
昨日あったいろんなこと
で、
思ったことを・・・。
昨日の朝、
頭の整理にnoteを書いた後、
何とか、いつもやろうやろうと
言っている、
ドラムの練習を始めた。
でもその間、
また頭がぐるぐるしてしまい、
noteを綴った。
夢中になりたいなぁ
と思いながら、
ドラムや、他の楽器を極められる人の
アイデンティティを考えた。
職人として、
美しい音を極められる人の
アイデンティティを考えた。
*******
けっきょく、ドラムのレコーディングするには
僕の技術が身に付かず、
ひととおりの反復練習で1~2時間を終えた。
田んぼへ行った。
様子を見に行った。
猪には入られてなかった。
おかげで
ずっとやりたかった
休耕地に生えまくっている
猫じゃらしを摘んだ。
数年前から、
この季節、そこらへんに実っている
雑草の穂という穂を摘んで、
干して、炒って、煮出して、
冬を越すときに使うお茶にしている。
穂とは「種」だ。
栄養がつまっている。
美味しいよ♪
*******
そんなふうに汗をかき、
昼を過ぎて、
家に帰って、子どもを連れて、
先に出発して、
一人で弾き語りのライブをする
奥さんのいるお店へ駆けつけた。
この田舎町に、
ポツンとある
音楽ライブをやっている喫茶店だ。
子どもも大きくなってきて、
彼女自身も
僕とのキャラ設定の決まったユニットではなく、
一人でのびのび歌いたいな。
って、最近言っていて、
いろいろ動き出している。
彼女は
ほのぼのとした
オリジナルソングを歌い、
他の出演者2組は
ジャズのスタンダードを歌ったり、
聴いたことのある、
西洋キリスト文化圏の曲を演奏した。
この日はお店企画の定期ライブで、
出演者は1000円払って演奏させてもらい、
観客はノーチャージで1オーダー。
みなさん、ピアノやフルートの
先生などをして、
結構なキャリアの方々。
とても魅力的なライブだった。
そんな大人の方々が、
お金を払って、ライブしてるんだな。
僕は、
このお店のマスターの人柄も好きだし、
そんなライブ、音楽文化に対して、
必要とあらば、足を踏み入れる。
音楽を、真剣にするなら、
ちゃんとお金も稼げるようにしないと!
と無理して意気込んでいた30代〜40代だった。
世代のせいかな?
時代のせいかな?
今、僕には
お金を「稼ぐ」と「支払う」の
意味がわからなくなってきている。
******
それと、
もうひとつ感じたのは
・・・ずっと思っていたのだけれど、
何でみんな、これだけの演奏力を持ちながら、
英語で、外国の言葉で歌うんだろう?
MCで
「こんな歌ですよ」と説明する。
説明されないとわからない歌詞を
とても好い声で歌う。
・・・いや、
わかるんだ。
みなさん、
僕の知ってる曲も
たくさん演奏された。
「Imagine」「What a wonderful world」
素敵な世界を想い描いた
願いと祈りの詩。
僕も、これらの曲は
英語でそのまま呟くと、
世界がそう変わるし、
そう動く予兆を感じる。
「言葉」とはそういうもので、
好い言葉を歌えば、
好い世界が現れる。
これを日本語に訳すのは
無粋だし、
英語文化由来の意味の深さもある。
「行き交う人たちと笑顔を交わす。
握手をして『調子はどうだい?』と
挨拶を交わす。でも本当はね、
『I love you』って
言っているんだよ」
って、What a wonderful worldの
歌詞の意味だけど、
日本語にはしにくいよね(笑)。
でも、
その伝わった「ジーン」を
自分の詩に反映させればいいじゃん。
それが生きてる意味なんだよ!
と思ってしまう僕は、
やっぱり詩を唄うべき人なんだろう。
そう思ったなら
自分でやれよ!
って話だ。
******
なかなか僕のドラムの練習が捗らないのは
まぁ、こういうアイデンティティのせいなんだろうな。
ジャズを演奏するバンドの音は心地好く、
音で伝わる。
言葉は要らない。
*******
フルート2重奏のデュオが、
アンコールで
カーペンターズの「Top of world」を奏でる。
観客のおじさん達が歌ってる。
アメリカ文化が
日本人の人生に浸透している。
世界が一つになることを
善なる想いで夢を見、イメージした
ジョンレノンも詩も素晴らしい。
でも、
知らない人は知らないままで、
別に知らなくても関係ないはずの人も
たくさんいていいはずだ。
ジョンレノンが、両親より影響深く、
人生を決定付けられた日本人も多いかもしれない。
遠い外国の
会ったこともない人が、
世界の片田舎で育つ少年に
影響を与え得他のは
マスコミという
マス(大衆)に向けたコミュニケーションが
テレビ、ラジオ、印刷で
発達したからなんだよね。
今、こうして
インターネットによる
相互なインタラクティブコミュニケーションが
現れたことによって、
ようやく相対化して、
俯瞰することが出来るようになったんだな。
******
そんなことを感じながら、
夜は、家族で福岡県のうきは市まで向かう。
年に1回、全国を行脚する
野外劇団の公演を鑑賞するために
公園へ向かう。
投げ銭を受け取るだけで
全国を巡り、
今年で15年だという。
僕らも毎年観に行って
8年くらいになる。
この15年、色々あった。
震災、コロナ、戦争、消費税、物価高騰・・・
僕ら自身も歳を重ねた。
20代が30代、30代が40代。40代が50代・・・。
変わらぬ投げ銭スタイルで
定点観測していると、
ずいぶん世の中変わって、
スタイルの立ち位置も
変わっただろうな。
と想像する。
僕は客席から小銭を投げ入れ、
ザルにはお札を入れる。
******
お金の在り方も
ずいぶん変わったな。
変えられたな・・・。
それでも僕らは
まだ、
日々、
お金を求めなければならない
暮らしをしている。
******
これも文化なんだな・・・
と想った。
唯の文化なんだ。
英語の歌、外国の音楽だけじゃない。
マネーすらも
外国からの文化だったんだな。
******
僕らの人生が、
これらの近しい外国とのコミュニケーションで
成り立っているのは
受け入れましょう。
でも、
いろいろ考えさせられる。
何で、アメリカやヨーロッパには詳しくて、
隣の韓国や中国には疎いんだろう?
何で英語は小学校から習うのに、
中国語や韓国語は習わないんだろう?
******
米を育て、雑草を摘み、
あるものを直しながら暮らしている。
けっこう忙しく暮らしているんだけど、
どこかでマネーをゲットしないと、
マネーを払ってばかりになる。
「マネーを支払う」という仕事も
なかなか忙しいのだ。
今日もこれから
「石鹸作りのワークショップ」へ
出かけてくる。
直前のお知らせで
集客に不安があるとの
正直なお気持ちを
友人からいただいたので、
僕も興味がないわけではないので
行ってくることにする。
参加費は300円。
儲け、ないよね。でも、
お金、取るんだね。
支払う立場と、いただく立場。
いただくためには
何かを提供しなくてはならない。
僕は何を提供しようか?
******
そういう文化を
理解するために
一生懸命、労力を費やしている。
内から湧き上がる何かを
いなしながら、
囲いの外に出ないように努めている。
囲いの中で
護られていたと想っていたが、
それは本当なのだろうか?
と疑問が沸々と湧き上がる。
そんな
内から湧き上がる何かを
いなしながら、
日々の労力を
何とかマネーに変換して、
日々、凌ごうと努力する。
******
数年前までは、
何とかそのアイデアを
お金に出来ないかと
考えていた。
せっかく音楽できるんだから、
楽器を教えて稼いでみようか?
せっかく米を作るなら、
どうやってマネーに換えるか考えよう。
セイタカアワダチソウを摘んで
何とかこれを売れないだろうか?
買いたくなるような
センスのいいデザインが必要だ。
需要に合わせたキャッチコピーが必要だ。
*******
また長いnoteを書いてしまった。
本当に日々、
こんなことをぐるぐる考えています。
you may say I'm a dreamer.
but I'm not the only one.
と、いうことだ。
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