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Design School Kolding までの軌跡

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結婚して、まだ1年半だった著者が、奥さんを日本に残してまで、デンマークのデザインスクールに来た理由はなんだったのか? その軌跡を辿る。
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#エッセイ

Design School Kolding までの軌跡(希望編)

前編からの続きとなります。ここから読んでも「?」となりますので、是非、前編からご覧ください▼ はじめに東京藝大の大学院のある授業の終わりに、須永先生がこんなことを言いました。 Sunaga「平野、体験はデザインできないよ!現象(phenomenon)と道具(tool)を分けて考えないとダメだよ !デザイナーができるのは、“体験のためのデザイン”だよ!Liz Sandersもそう言っているんだから!* デザイナーは、制御できるものと制御できないものを明確に把握しないとダメだ

Design School Kolding までの軌跡(絶望編)

〜あるデザイナーが体験した絶望と希望の話〜 はじめに2017年9月13日、僕はデンマークのコリングにいます。Design School KoldingのSocial inclution Labというデザイン・ラボで、 Visiting PhD student として籍をおいています。ちょうど去年の今日、この学校と藝大が開催したワークショップに参加した日でした。結婚して、まだ1年半しかたっておらず、その奥さんを日本に残してまで、ここに来た理由はいったいなんだったのか? その軌