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ほぼ日手帳「365にち」によって、人の寛容さに気づいた。

2022年、岸田良太さんのほぼ日手帳「365にち」に、私が福祉関連について体験したこと・興味を持ったことを書き綴った。
この手帳を手にした時、この手帳には、キッチリしていないことを受け止める寛容性があると感じ、2022年は寛容になろうと誓った。

結果、私は、またやっちまった。

私は、当初、「私が」周りの人に対して寛容になろうと思っていた。
周りの人をありのまま受け入れる、受容する、寛容になる、と。

ところが、だ。

実際にこの手帳と共にいたところ、
「周りの人」が私に寛容でいてくれたことに気付かされたのだ。

何という傲慢!

周りの人は、わかっていたのね。
私の至らぬところ、大人だから言葉にせず飲み込んで許してくれていることが沢山あったのだ。
気づいていないのは、私だけだった。

私のいつもの傲慢パターンだった。

父が亡くなった時、ダウン症の弟は私が守る!と堅く心に誓った。

ところが、だ。

弟が亡くなって初めて気づいたのは、守られていたのは私だっということ。

情けなさすぎて、笑えてくるほどだった。

また、やっちまったんだなー、ということに気付かされた2022年。

さて、2023年は、「365にち」と共に、どんな気づきが待っているのだろう?

今から、楽しみにしている。




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