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異文化交流に欠かせないのだけれど・・・「日本人の自文化理解度の低さ」

I have a question! Why cars keep to the left in Japan?

あなたは、あなたの国・日本について、良く知っていますか?「なぜ日本では車は左側走行なの?」と聞かれたら、どのように答えますか?


先日、日経新聞に掲載されていた池上彰さんのコメントでもありました。

「海外取材を通じて感じることは、外国人はとにかく、自分が生まれ育った文化や歴史、社会の話題に詳しいということです。さらに日本のことをよく質問することが多かったということです。」

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あなたは、外国人から、「日本では、なぜ・・・」と以下の質問をされた際、どのように答えますか?背景にある理由も一緒に説明してみてください!

1 なぜ車は左側を走るの? 

2 なぜ電車やバスは、時刻表通りに来るの?

3 なぜ挨拶の時、お辞儀するの? 

4 なぜお茶碗を持って食べるの?

5 なぜ「いただきます」「ごちそうさまでした」って言うの?

6 なぜキリスト教徒でないのに、教会で結婚式を挙げるの?

7 なぜ話をするとき、相手の目をあまり見ないの?

8 なぜ人前では大人しいの?発言の時、声が小さいの?

9 なぜ笑ったり、感情を表に出さないの?

10 なぜ自分の気持ちや意見をハッキリ言わないの?

11 なぜお互いに遠慮や気を使い過ぎるの?

12 なぜ先輩・後輩など、上下関係が厳しいの?

13 なぜ一つの部や組織だけに所属するの?

14 なぜ時間、ルール、しきたりに厳しいの?

15 なぜ物事を決めるのが遅く、実行するまで時間がかかるの?


最初から外国語で説明することは難しいかもしれませんが、まずは「あなたの答え」を持ち、人に説明できることが大切です。

その時は、日本の文化・歴史・風習・価値観等に、日本人として、自信を持って伝える気持ちがあるかどうかがポイントです。

その状態から、外国語で伝えられるよう準備することをお勧めします。


そして、「自信を持って伝える気持ちがあるかどうか」が、一体何のポイントなのか?ということです。

これは、大まかに言えば、グローバル環境で「良質なコミュニケーションを積み重ねるために」です。

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グローバル人財基盤形成において大切な「異文化受容」には、2ステップあります。

異文化受容・理解において、一般的にまず最初に取り組むことが、外国の文化等を理解することでしょう。

しかし、その理解は必ずしも「異文化受容の心」を生み出すわけではありません。

異文化受容がスムーズに、容易にできる心を持つ人は、自文化を良く理解し、誇りと自信を持っている人です。

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相手を受入れる前に、自文化の価値を知り、評価し、認め、誇り、愛し、伝えることができる、この基礎的なサイクルが心に根付いていることが大切なのです。


私も含め、日本人はこの部分が突出して苦手です。

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「苦手な国民が多い」ということにも、「背景となる理由」があり、そのような理解を深めていくと、日本人であること、日本という国、日本を築いた過去の日本人に対して、なんというか、愛着・愛情・感謝・誇り、そのような感情を抱くように気持ちが変化します。

全ての価値観・風習・文化・言動に、その国の歴史や文化が関係している、そのようなことを知れば知るほど、他国の文化や歴史に興味が湧き、ありのままを受入れ、敬いたくなるのです。

これが、自文化を深く理解し誇りに思っている人が、グローバル環境で、「人として魅力的」「深みがある」ように見えている根底にあるモノです。

ですから、グローバル人財基盤形成における異文化受容・理解は、Step.1「自文化の理解」、その後にStep.2「他国の文化理解」という流れがベストです。

try next! how will you answer this?”what are the values of your country?”

all right! have a nice day!

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