「安心安全あってのサービス」どこまで現場に浸透していますか?
小学館@DIMEさんに掲載していただいた「外国人観光客と心を通い合わせるコツ」という記事が、観光再開を機に、多くの方に読んでいただけるようになりました。
私は、自治体セミナーでも、企業研修でも、必ずお伝えするのが「安心安全が最優先」ということです。サービスの前に安心安全です。どういうサービスが喜ばれるだろう?と考えるのはとても大切です。でも、安心安全を最優先させる企業や地域の真剣度と浸透度がこれから益々問われると思います。
地震など発生時、日本の施設などでは外国の方への対応がゴソッと抜け落ちてしまいがちかもしれません。これは、必ずしも語学の問題ではなく、外国の方にとっての安心安全を守ろうとする意識が大きく関係しています。
日本語は、世界一習得が難しい言語のひとつです。外国人にとって日本語は、「なんとなく聞きとれる、意味が予想できる」言語ではなく、「呪文のような音。パズルのような、上下も分からない難解な記号」です。どんなに大柄で、声が大きく、堂々として見えても、日本にいる外国人観光客は情報弱者です。
Imagine・・・
想像してみてください。
あなたの大切な家族が海外旅行へいきました。すると、言葉も通じないその国で予期せぬことが起こり、怖くて不安な思いをしています。離れているあなたに、手を差し伸べることはできません。どうか、優しい現地の人がそばにいてくれていますように。。
当たり前のように安心安全を最優先に考え行動している人のサービスは、意識せずとも、外国の方の心にちゃんと届きます。
安心安全あってのサービス。
☑️日頃のコミュニケーション
☑️有事のための準備と行動
☑️外国人を迎える感染対策準備
☑️コロナ異文化対応準備