表現#24「責任」
「表現に責任を持たない」
表現は気持ちの現れ。
自分の気持ちを素直に表現すれば、相手はそれを”あなた自身”として受け止めてくれます。
素直な表現が伝わると幸せですよね。
しかし表現は曖昧なもの。
必ず思いどおりに伝わるわけではありません。
下手をすると意図することと真逆に解釈されることもあります。
そうなった時「自分の表現が悪いんだ」と思わないで下さい。
正確には「表現が上手く伝わらなかった」もしくは「相手が違う受け取り方をした」なのです。
あなたの表現は悪くありません。
「悪い」と捉えると、あなた自身を否定することになります。
それだけは絶対にダメです。
もしあなたの表現で相手との関係が険悪になっとしたら、それは「その表現については適当でなかった」と捉えて下さい。
そして他の表現で関係を良くすればいいのです。
発した表現に責任を感じてはいけません。
表現はあなた自身。
優しい気持ちで見守ってあげて下さい。
そして、受け取り手の立場の時は「その表現については嫌だった」と考えるようにして下さい。
表現の目的は「人との繋がりを素敵なものにする」ことなのです。
その人のことが好きなのに、1度だけの嫌な表現でその関係を壊してします。
これこそ不幸です。
相手の表現に責任を感じさせてもいけません。
その人がそのような表現をした理由を考ましょう。
分からなければ忘れましょう。
表現はどうあれ、好きな人は好きな人。
それでいいんじゃないでしょうか。
人の発言に責任を取らせる人がいます。
その人は単に“優位に立ちたい”だけなのです。
発言内容ではなく、その発言を自分の都合の良いように使っているのです。
そんな人に振り回されないで下さいね。
あなたの表現は、あなたが生きてきた“成長の証“なのです。
性格の好き嫌いがあるように、表現にも好き嫌いはあります。
けれどそれはその人の存在価値を決めるものではありません。
表現に責任なんてありません。
だから気持ちを素直に表現することは自分を守ること。
自分を大切にして下さい。
自分を「好き」と言って下さい。
相手を「好き」と思って下さい。
その優しさが相手にも優しさとして表現されます。
素敵な表現が素敵な繋がりを作りますように。