旅芸人の一座、再起動。

おそらく中老の男（72）こと橘川幸夫は僕に盗聴器を仕掛けてるのだと思うけど、ドンピシャなタイミングで鋭い指摘を前後の脈力もなく突然DMしてくる。しかも一行だけとか。こっちは何にも言ってないのにも関わらずだ。

つい2日前に「お前、もうお前がやりたいことを事前に誰かに説明するのやめろ。やりたいことをいきなり始めろ」みたいなメッセージが送られてきた。何のことやら？と思ったけど、その数時間後、僕はある仕事で必死に考えてきたことをプレゼンして撃沈した（ちなみに撃沈したのは僕が考えた内容が良くなかったからだ）。

あ，そういうことか，と思った。
誰かに対して説明説得を試みちゃダメなんだ。そうするとジャッジされる側になってしまう。予算なんてなくてもやりたいことをやれる範囲でやってしまえばいいんだ…。そう言えば僕，25歳から今までクライアント仕事とか自分が「これ良い」と思わないものをやったり、誰かのために何かを説得することが大嫌いで、だからずっと自分がつくりたいと心底思ったものしかやらないで生きてきたんだった。おっさんになってから、少し物分かりが良くなっちゃって、相手が求めてるものは何だろう？ってことを考えるようになっちゃった。やめよう、それ。また貧乏になるだろうけど、人生はすぐに終わってしまうのだから、やりたいことをやろう。幸い、やりたいことは毎日山ほどあるのだから。

なので昨日から僕はやりたいこと、やると良いと確信してることは、誰ひとり説得せずに、やれるところから勝手に始めることにした。

さっき投稿したラジオや壁新聞社のように、いきなり始めて誘うから、声かけられたり突然荷物が送られてきたりした人は驚くと思うけど、もう今後はそういうやり方にするので、迷惑かも知れないけど、面白いと思ったら付き合って。すぐやろう。いきなり始めよう。まずは来週月曜の糸島から始めるぞ！よろしくー。