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小説「抹茶ミルク」から参加型小説に参加しよう。

小説づいてる。僕はITスタートアップを始めたはずなのに、なぜか編集者のような動きばかりしている。

一昨日はエイミーの「ジミー」という未発表のすごい作品を預かった。

昨日は滝和子(ワッキー)の処女作「抹茶ミルク」の装丁を引き受けたので入稿した。

いやぁ、印刷データの完全入稿なんて15年ぶりで懐かしかった。やり方、覚えてるもんだね。ちなみに小説の単行本の装丁をひとりでやるのなんて人生初だった。ワッキーと「あーじゃねーこーじゃねー」とやり取りして楽しかった。トンボ切ってバーコード貼って本物になっていくことに緊張した。

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で、僕らはこれをクラファンで出版する。

終了まであと10日間、僕もワッキーの小説をみんなに紹介したい。この小説の書き始めから今日までの流れを知ってる僕なりの「小説家ではない人のための小説書き始めZoomワークショップ」の5000円のリターンも用意したので、ワッキーやエイミーや僕のように「なんか…小説書いてみたいかも?」って人がいたら支援して欲しい。一緒に小説、書き始めましょう。

参加型社会においては、すべての創作物が関係性によって生み出される。そのために小説や映画や雑誌や音楽や漫画やVRがある。

これらの動きを僕は全てテレポートという文化祭プラットフォームに連れて行く。今のこれらの動きは、それらの胎動だ。中老の男(71)が言うところの「今やっていることは、次の大きなことのための今」なのだ。

まず「抹茶ミルク」が出る。そのあと僕も執筆した1970年代短篇小説集が出ると思う。で、「ジミー」がそこに続く。ワッキーはその最初の突破口を開いてくれた。感謝している。ありがとう。ピンときた人、この小さなムーブメントに参加して!ここから繋がって関係をつくろう。

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◎推薦文

滝和子さんがご家族や僕ら友だちのことも思い、手紙のような気持ちで小説を書いていることはかねてより知っていた。ある日「平野さんのために最終章を書き足した。書かなければならないと思ったから。」と最終稿が送られてきた。その瞬間から僕の中で小説を書く・読むという行為の意味が根本的に変わってしまった。商品でも文学でもない、全く新しい参加型小説なるジャンルが突然目の前に現れたことに、僕は心底驚いたのだった。であれば次に来るのは返歌であり、アンサーソングだ。僕もこの「抹茶ミルク」を機に小説を書くことになるのだろう。これはそういうムーブメントの始まりだと思うので、何だか少しピンときた人はぜひ参加されたし。

(平野友康)

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よろしくお願いしますー🤲

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