【無料公開】 穴埋め式 読書感想文ワークシート
ワークシートのねらい
読書感想文に「何を」「どう」書けば良いのかわかりやすく整理するためのワークシートを作成しました。このワークシートは読書体験と自分の考えに自然と向き合える仕組みを目指しています。
前回のnoteで紹介した読書感想文ツールよりも、実際に自分自身で考える・構成を作る力の育成に力を入れています。
サンプル画像
こちらをダウンロードしてください、書き込みやすくなっています。
感想文の目詰まり解消
本を読みおえても「あらすじの説明はできるものの、感想は・・・」と手が止まってしまう、感想と言っても面白いとかつまらないくらいしか出てこない、、、などの壁で詰まってしまう方もいると思います。
そこで
ワークシートに沿って、穴をうめていくことで漠然とした読後感やワンフレーズだった感想を自分以外の人にもわかりやすく交通整理し、順序立てて構成し直すことができます。
例えば
「走れメロス」の読書感想文をワークシートを使うと、以下のようになります。空欄の穴埋めをガイドに沿ってすすめていくことで、本の内容と自分の体験を誰が読んでもわかりやすい構成で表現できます。
メロスを題材にしたワークシートの使い方
ワークシートの流れ
① 心が動かされた・記憶に残っているトコロを紹介
② ①に対応するこれまでの反省を記入
③ ②の反省に関連する具体的な経験を記入
※やりやすければ③→②の順でも構いません
④ ②と③を踏まえて、自分がどう感じた(考えた)かを記入
⑤ ④の理由を記入
⑥ ⑤に対応する本の中のエピソード・場面を記入
⑦ とくに②と⑤を踏まえて、読書を通じてこれからどうするかを記入
と、このようにシートのガイドにそっていけば、自然と考えが整理されて感想文の形が見えてくるのがわかると思います。文字数が足りない場合には、シートを何枚か使って「教訓とこれから」の形をいくつか積み重ねて1つの長文として完成させてください。
ご自由にお使いください
このワークシートに関しては、自分で使うのはもちろん、塾や学校の先生で指導の補助教材などにも自由にご使用ください。ただ、クレジット表記がありますので、消去せずによろしくお願いいたします。
おまけ
プロダクトがリモート学習・登校日数制限下での学習不足を少しでも改善する一助になればうれしいです。また、noteのサポ―トは活動継続・よりよいUI・UXを提供するための資金に充てさせていただきます。
これからも、よろしくおねがいいたします。