クラファン本当にできる?の計画【挑戦物語】
2022年秋のゲームマーケット、10月29日(土)の出展に向けて、いたばしの地域ボードゲーム会がチャレンジする模様をまとめます。
2回目の議論は、クラファン実施のための準備に関する議論です。
前回はこちら。
「クラファン助成金」という制度があるらしい
東京都や板橋区が実施している「クラウドファンディング活用支援事業」についてその内容を確認し、計画について話し合いました。
クラファンを助成してくれる制度があるらしいぞ
クラファンの中のどんな支出が、いくらまで助成対象となるのか
必要条件2つと、その1つ「コロナ関連」の意味合いについて
助成を実施していく過程に「専門家相談」が必須で入る
クラファンは手数料が、12+5=17%も取られてしまうらしい
制作物をいったん1本化して注力しよう[13:45]
見本があることが大切なので、まず1つを早くつくろう
ただクラファンの意味ではネガティブじゃない見せ方も考えよう
ゲームが1個だと集客力もキツイのでライトゲーを用意しよう
クラファンのためにもゲーム単価を考えよう
クラウドファンディングの基本設計を行うにも、現状で、ゲームの原価をイメージする必要がありそう。最新のルール設計状況をふまえ、改めて必要な内容物とコストについて確認。また、その流れでレーザーカッターという工作機について少し深掘りの議論をしました。
テストプレイをふまえ新作「住みたくないまちMATCH」最新状況
最終的な内容物にこめたい物と量、およその原価感を整理しよう
チップ(トークン)の数量をどう工夫する? 増やしすぎずに
トークンはレーザーカッターで自作すると安くできる気がする
レーザーカッターの特性について、いろいろ質疑応答[7:50]
レーザーカッターの仕組みってどんなのでしたっけ?
レンズで光を集めて熱で燃やす機械なので、火力調整がポイント
材料の「切断」以外に、「彫刻」はどんな仕組み?
たくさん切断するときは、品質を保つのにいろんな工夫も必要
ミープルとかはレーザーカッター? → 一般商品はたぶん違う
少量生産はレーザーカッターが合理的なので有効
焼き切るため、木材のカットは「スス」の付着に注意
レーザーカッターで切った木材に色をつけるには?
塗料の組成に気を付ければ(塩素化合物はダメ等)着彩後の切断も可
宣伝だけど、松本が書いた本にも情報がまとまっています
カードの1セットあたりの費用を考えよう[22:30]
クラファンのためにもゲーム会の開催手法を考えよう
改めてカードの原価感、ほかの立体物のコストなどを見積もり、クラファン の規模や手法を話し合いました。また、たくさんの人にクラファン支援をお願いしていくためにも、継続的に人に出会うことができるゲーム会の開催について検討しました。
カード1セットの価格を引き続き調べながら考える
ゲームマーケットで御用達の会社だとかなり安いけど〆切などの厳しさも
萬印堂(まんいんどう)さんなら、20セット3万円強でつくれそう
萬印堂さんは箱やダイスなど立体物も全部まとめて作れるのがすごい
カラープリントをラミネート、レーザーカットする手もアリか[3:50]
試してもイケるなら、チップやカードの形も自由にできるのがいいかも
A4サイズから20個取れる形状なら、採算的にも悪くない
ラミネートの種類(パウチとラミネート)で端が残るかどうか
*訂正です。ラミネートの説明に間違いがありました。ミミが不要なのはコールドラミネートで熱ではなく糊を圧力で接着する物のようです
チップの種類ごとに、素材や扱いやすさに差をつけるのも面白そう
総合的に1セットの原価感は2000円くらいになるかも[10:20]
20セット4万円のクラファンというのは、ちょっとダメかも?
作画などほかにかかる制作費を込めていけば、もっと自然な額になりそう
クラファンの中身に作画かけても、助成金は手数料に吸収される
イラストを頼むなら、宣伝と発注の順番が問題(先にコストかけるか)
最初はラフ画で進めながら、宣伝状況で発注判断を変える手段もアリ
ゲーム会の定期開催に関して、積極的に取り組もう[14:50]
板橋区内で新しくできた「植村記念加賀スポーツセンター」が良さそう
普通のボードゲームも用意して週末ゲーム会みたいなのはいいかも
人通りが多い場所にある「おとなりスタンド」は集客のために有効そう
ボドゲ好きの司書さんがいる氷川図書館にもアプローチを検討しよう
開催場所はやたら増やすというより、役割別に考えて実施していこう
開催頻度を維持できる場所、宣伝効果がある場所、信頼づけになる場所
いたばしボドゲ会のウェブサイトの表現を見直そう[27:50]
ゲーム会やクラファンなどそれぞれの間口からの見え方、接続について
クラファン側はゲムマなどを入口に人がやってくる→何者?に答える
ゲーム会側は、リアルな地域の接続から→どんな価値がある?に答える
それぞれの見え方で矛盾なく、わかりやすい表現のロジックを整理しよう
クラファンページ=どんなゲーム作ってきた?実績ある?を意識
ボドゲ会のサイト=地域ネタって、こういう価値をまちに提供できる
クラファンへのリンク=この価値を東京に広めていきたい、の文脈
改めて、早くビジュアルを進めないとですね。
板橋区内に、レーザーカッターや3Dプリンターを使って何かを作ったり届けたりしています。また、そうした道具を使える人を増やしたいという思いで、講座などもちょいちょい開催しています。サポートいただけた場合は、こうした機材費や会場費などに利用させていただきます。