読書の旬は、短い。
昨年は図書館をかなり利用しました。おそらく年間通して50冊くらいは借りて読んだんじゃないかと思います。実際に借りた数はもっと多いはずです。
ずっと本は買って読んでいました。そのせいか家に本があふれていて、買ったけど読んでいない本がどんどん積まれていった。それを変えたいと思い、昨年は図書館をたくさん使ってみたんです。
読みたい本が出てきたら、まず図書館の蔵書検索サービスで調べて、予約します。本が確保できたら図書館がメール通知をくれます。この一連の手続きはインターネットで完結しているので、すごく便利です。
ただ困ったのは、新刊図書やメディアで紹介された本は、予約件数が何十件、下手すると何百件と入っていて、手にすることができるのは半年以上先になることも珍しくありません。
そこで気づいたのは、本は読みたいと思ったときに読み始めないと、ほとんど読まないということ。
すごく好きな作家さんのものは別ですが、何ヶ月も経つと興味関心や問題意識が変わっていることも多いです。だから借りても結局読まないまま返す、ということを何度も何度も繰り返しました。
だとすると図書館から借りても読む本というのは、すぐ手にすることのできる本か、好きな著者のもの、この2つになってしまいます。前者については、これからも図書館を利用していこうと思います。でも後者については買うつもりです。本を買うことは著者への一番の応援だと考えているから。
昨年、図書館を使って、本を買うことに少しは慎重になったと思います。今年は積ん読は必要最小限にして、本を買うつもりです。
おわります。