春の兆しを感じる頃に
ずいぶんと間が空いてしまって、1年間ちゃんと毎週書いていた自分はどこへ? という感じですが、久しぶりに思い立ち書いてみます。
相変わらず通勤電車の中で短歌を考え、作る日々です。
幸いなことに満員電車で職場のある駅まで何十分も立ちっぱなしなんてことはないので、少しずつですが、日々を刻むように、短歌を作れています。
さて、歌集を作ると言っておりましたが、先日の休みを利用してページのレイアウトは終わりまして、あとは表紙を作るだけとなりました。
とはいえ表紙が一番難しい。
どんな装いにしようか、まだまだ決めあぐねているし、これといったアイディアもありません。
気づけば文フリ東京まであと2ヶ月ほどとなっていました。
年始から、今日までずっとまだ年が明けたばかりのような気がしていて、そしたらもううっかり春でした。
歌集を作るのは早かったかなぁと思いつつも、私家版として1年に1冊は必ず作って、皆さんに楽しんでいただくというコンセプトでいこうかなとは思います。
1年経つごとに上手くなっていったら面白いし、その過程をみなさんにも楽しんでいただける。
下手になったら、突っ込んでもらえるだろうし、悩んだりして迷走したら、「あらら」と思ってもらえるだろうし。
1年に1回歌集を作る作業というのは 、1年の間にぱらぱらと発表した物たちを集めて、そうだよなって振り返る機会として自分でも大切にできそうな気がします。
今後連なっていくであろう歌集たちのタイトルも、たった一つ「自転車修理屋」という題を貫いてナンバーを振っていく感じでもいいかな、と。
知る人ぞ知るシリーズものの歌集って面白いんじゃないかと。
期待しててくださいと言えるほど自分に自信があるわけでもないのですが、人知れず楽しみにしてくれていたりする人がいることを信じて、その人に楽しんでもらえるように頑張ります。
あとは、例えば偶然SNSで漂ってきた僕の短歌を読んだ人が、この本で出逢い直してくれたりとか、そういうことが起きたら素敵だなと思います。
5月の文フリで頒布予定です。
よろしくどうぞ。
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