2021年に読んだ印象に残っている本10冊
今年読んだ本の振り返りをします。本日12月24日までで、全69冊読んでいました。月に5~6冊のペースです。なお漫画を含みます。ではさっそく印象に残っている本を読んだ順番でご紹介していきます。
太田啓子『これからの男の子たちへ』
私は一人の男の子を育てています。親として読んでおきたい本だと感じて手に取りました。この一年を通し、この本や性教育に詳しい友人のおかげで、包括的性教育の重要性について私自身の理解が進みました。
近藤康太郎『三行で撃つ』
所属しているコミュニティやSNSで見かけるうちに気になって手に取った本です。友人が主宰するこの本の読書会に今も継続して参加しており、一年を通して読んできた一冊です。
俵万智『ちいさな言葉』
所属しているコミュニティを運営している方が紹介してくれて出会った一冊です。この本を読むと自分も子育てエッセイを書きたくなります。実際に影響を受けていくつかのエッセイを書きました。
その中で、このエッセイはnote運営にもご紹介いただき、多くの人に読んでもらうことができました。書く楽しさを改めて教えてくれた一冊です。
磯野真穂、宮野真生子『急に具合が悪くなる』
SNSで知り、気になって手に取った1冊です。SNSや知人に影響を受けて本を手に取ることが私は多いことが、書いていて分かってきました。読んでいる間の興奮を今も手に取るように覚えている一冊です。
坂口恭平『cook』
好きな書き手(つくり手)の一人、坂口恭平さんの本です。生きる、食べる、つくる楽しさに立ち還らせてくれる力のある本です。
岸政彦『断片的なものの社会学』
所属しているコミュニティの読書会で取り扱った課題本でした。結果的に岸政彦さんの文章のファンになり、小説や対談を数冊読みました。好きな書き手が増えてうれしいです。感想noteも書きました。
永井玲衣『水中の哲学者たち』
SNSで知り、店頭でタイトルと装丁に惹かれて手に取りました。「念入りな散歩」が好きだ(趣味だったかな? いま本が手元にないのです)とプロフィールに書かれていて、「それは具体的にどういうことなのだろう」と想像したりして楽しかったです。
ヤマシタトモコ『異国日記』
Amazonプライムで、ほんとうにたまたま出会って、一瞬で好きになりました。久しぶりに完結が楽しみな漫画に出会いました。
上間陽子『海をあげる』
これもSNSで知った本です。存在は知っているのに今まで見て見ぬふりをしてきたことを「それではいけないな」と頭ではなく腹落ちして体で感じさせてくれた、出会ってよかった一冊です。
末永幸歩『13歳からのアート思考』
店頭で出会ってずっと積んだままにしておいた本です。友人と話をする中で積読から引っ張り出してきて読みました。ワークが面白くて、ほかの人のものの見方や感じ方を知りたいと思いました。
2021年の読書を振り返って
印象に残っている本はSNSや知人から影響を受けているものが多かったです。これは私がミーハーだというだけではなく、面白い本は自然と口コミで広がるんだろうなと思います。
来年も量に意識をとらわれることなく、しかし少し量も意識して、豊かな読書体験をしていきたいです。
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