帰国しています。と、果物のパワー
久しぶりにnoteを開いたら、前回の投稿が2ヶ月前、「ヨーロッパに行きます!」と書いたきりで止まっていたのでびっくりしました。投稿の頻度にむらがあるにも程がある。
(でも、前に友だちがヒューマンデザインを勉強していた時に見てもらったら、私は活動の活発さにむらがあるタイプだそうなので、いいのです。と、いうことにしています。デザインだったらしょうがない!)
6月の投稿のあと、ちゃんとヨーロッパに行き、無事に帰ってきました。
梅雨が始まった頃に日本を出て、6月の終わりに帰国したのですが、飛行機を降りたら空気が乗り換えのアブダビよりも暑くて、仰天しました。ここしばらくの関東はまた雨で気温は落ち着いているけれど、今年の夏の暑い時の暑さはものすごい…!
体もびっくりしているのか、いろんなことに反応が強くなっている感じなので、7月、8月はおとなしめに過ごしています。
でも、昨日は久しぶりに遠くに外出して、ご飯をつくるのが面倒だったので帰りに寄ったおしゃれなスーパーで買った鯖のおにぎりとサラダを夕飯に食べたら、鯖でアレルギー反応が出たようで鼻水とくしゃみが止まらなくなりました。
普段は割となんでも大丈夫なのですが、体調とタイミングと魚介のコンディションによって、たまにヒスタミン反応みたいなものが出ることがあるのです。
鯖も暑い中持ち帰ってきたし、疲れてたしな〜なんて思いながら、肘湯をしてみたり養生してから寝て、起きたらくしゃみ鼻水はもうほとんど止まっていたのですが、胃の辺りがまだちょっと重い。お腹が空くまでは、何も食べないでおこう。
と、午後までのそのそと活動していたところに、最近会えていない友だちから桃のお裾分けが届きました。
なんて丸々として美味しそうな桃!!
それまでほんとうに全然、お腹が空いていなかったのですが、箱を開けた瞬間に立ちのぼる甘〜い香りを嗅いだとたん、「食べたい!」という気持ちが熱く湧き上がってきました。
早速、友だちに御礼の連絡をして、やりかけていた用事を済ましている間に冷やした桃をひとつ、朝ごはん(午後だけど)にいただきました。
美味しい〜〜〜!!!
空腹だっただけになおさら、一口かじっただけで瑞々しいパワーが体中に沁み渡ってくるのが感じられて、美味しい、美味しい、と絶賛しながらあっという間に食べてしまいました。
こんなに小さな果物ひとつだというのに、この、しっかりと満たされた、生命力が補充された感覚!
バリで発熱して絶食していたあとに食べたマンゴーも、ロンドンで暑い中一日出かけてへとへとになった夜に食べたスペインのネクタリンも、ギリシャで風邪をひいて寝込んでいた時に食べた真っ赤なスイカも、弱っている時に食べるフルーツの与えてくれる力、その体に沁み込んでいく感じを味わうと、果物ってほんとうにその植物が季節を通して養ってきた滋養と生命力がみっちりと詰まった宝石みたいなものなんだなということがよくわかります。
太陽の力をめいっぱいに浴びて育った果物がたっぷり食べられる東南アジアや地中海の国も羨ましいけれど、季節ごとに旬の果物の力を受け取れる日本も贅沢だなあと思います。
そして、今日の桃のパワーには、友だちが私のことを思い出してわざわざ送ってくれた気持ちもあるんだろうな。
そうやって、いろいろなものや人から生命力をもらって今日も生きているのね…と、ありがたく思いながら、桃、ぴちぴちのうちに大事に食べようと思います。