子どもとの会話を見直した。
今日の夕暮れもすばらしく美しかった。
子どもができてから、空を観る機会が増えたように思う。
今日も家に入る直前に「今日の空の色、とても好き」と話しかけたら
「わたしも好き!青とピンクと白とむらさきと・・・」と目にしている空の色を一生懸命表現してくれた。
こういうほんの小さな時間がとてもいとおしい。
この1年は特に子どもとのコミュニケーションを見直しました。
昨年の初めごろ、習い事でのちょっとしたつまづきがきっかけ。
このときの見直しが1年経った今、本当に良かったなと思います。
お互いの信頼関係がより密になったように思うので。
「今日学校どうだった?」の廃止。
なんとなく聞いていた子どもへの毎日のお尋ねワード。
ちょうどこの頃、相談した先輩ママでセラピストの方に教えてもらったこともある。
落ち着いてやさしい口調で教えてくれたこの真理にふか〜く納得するものがあって。
これ以降、よほど確認しなくてはいけないことがある時以外は子どもに対して本当に尋ねることが減りました。
子どもが嫌だったといえば「それは嫌だったね」、
子どもが楽しそうに何か伝えてきたら「それは楽しかったね」と、
自分の好みは差し置いて、子どもの感じたことをそのまま認めるだけ。
そうしたら、子どもの口数が自然と増えていきました。
それまではあまり聞くことのなかった友だちの名前も出るようになったりして。
短い時間の中で聞きたいことを聞くための質問は要らなかったんだなと気づくことができました。
親だからこそ言えること、親だからこそ気をつけるべきこと。
親子だからこそ言えることというのは必ずありますよね。
ずっと見てきているからこそ言えることや言いたくなること。
大切に思っているからこそわかってほしいと思うようなことなど。
でも、特に親から子へは気がつくとデリカシーがなくなってしまっていることも多分にある。
わたし自身、子どもに言ってしまって後悔したこともあるし、
自分の親に対して「何もそこまで言わなくても良いのに」と思ったこともある。
そんな経験も振り返り、
我が子と言えども他人と同じくらいの気遣いをしても良いのかもしれないと思っています。
身近な存在だし、取るに足らない話やくだけた話ができたりするのも親子の良さではあるけれど、だからと言って何を言って良いのはちょっと違う。
そう思うようになり、
少し踏み込んだ話をしたい時には言葉選びを以前より慎重になるようになったかな。言葉選んでいる間に聞くチャンスを逃した〜と思っていたら、いつの間にか解決していたことも。笑
親だからって、がんばって子どもに教えたりアドバイスする必要ないのかもしれないと思います。信頼関係が築けていれば、必要な時は勝手に頼ってくるものなのかも。