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新しい命と出会った一年

今年は妊娠・出産を経て、新しい命と出会った激動の一年。
体調はもちろん、メンタル面や生活環境も大きく変わりました。
家族が増えるというかけがえのない経験を通して感じたことや気持ちを忘れないうちに記録します。

妊娠発覚

年明け早々に妊娠していることがわかりました。
とても嬉しかった一方で過去に一度流産を経験していた私は、まだ喜べる段階ではない、今後どうなるかわからない、油断するなぬか喜びになるぞと自分に言い聞かせ、心に予防線をはっていました。

体調面・精神面の変化

つわりは軽い方でした。
食べ物の好みも変わらず、何でも食べることができました。ただそれでも胃がムカムカし喉がやけるような気持ち悪さはありました。
特に妊娠後期はお腹が大きくなり食べると苦しくて戻してしまいそうになることも。

もともと心配性な性格もあり常に不安がつきまとう十月十日。
気になることがあればすぐに検索していました。
アドバイスや実例を見ては実践して、少しでも不安解消に努めました。
それでもインターネット上の情報は膨大で、欲しくない情報まで目に入ってしまうから余計に不安にかられることも多かったです。
ただ実態としては妊娠期間は大きなトラブル無く、妊婦健診では毎回順調に成長していると言われていました。

仕事

私はもともと仕事はそんなに好きなタイプでは無かったのですが妊娠直前に配属されたプロジェクトでは自分の得意なことを活かし、なおかつそれがプロジェクトメンバーやお客様の役に立っている!という実感を得ることができていました。お恥ずかしながら社会人になって10年以上たっていますがはじめて仕事で達成感を覚えることができていました。
だからこそ離脱するのが少し心苦しかったです。
もしかしたら産休育休に入るため期間限定とわかっていたからこそいつも以上のパワーが発揮できたのかもしれません。
ちなみにほぼリモートで仕事をしており出社は月に1回程度でした。出社する際は絶対に座りたかったので行きも帰りもグリーン車を使っていました。
またプロジェクトメンバーはとても理解があり何より体調第一にとおっしゃってくださり大変ありがたかったです。

里帰り

妊娠34週頃から1ヶ月検診が終わるまでの約2ヶ月間実家に帰っていました。実家での生活は実に15年ぶり。
正直親と過ごすことにストレスも結構あり、メンタルぶれぶれでお風呂で1人こっそり泣いたりもしていました。
とはいえ、産後は母の協力のおかげでかなりリラックスして過ごすことができ今となってはとても感謝しています。
里帰りの話はまた別途まとめたいと思います。

出産

計画無痛分娩で出産しました。
なので陣痛がきてから病院へ、というわけではなく、2日後に入院してくださいと健診時言われさっと入院。
長時間の陣痛の痛みはほとんど味わうことなく子宮口最大に開き、そこから麻酔がきられたため出産直前の30〜40分、そして出産後が何よりも痛かったです。
出産レポートも別途まとめたいと思います。

いよいよ育児スタート

妊娠出産育児を経験している友人が多く、様々な情報を事前に入手していたためある程度イメージはついていました。
前述の通り私は心配性なため、育児はとても大変、寝る時間も食べる時間もない、髪はボサボサ肌はボロボロ、やつれてボロ雑巾のようになるのだという覚悟の下、臨みました。
結果、杞憂でした。
入院時は助産師さんがサポートしてくださりとても安心できましたし、退院後も実家で母が献身的にサポートしてくれたおかげで寝る時間もゆっくりご飯を食べる時間も確保できました。
新生児は3時間おきの授乳があり、これが何より大変なのですが、幸いにも哺乳瓶拒否がなかったため夜は母が代わってくれたのも大きかったです。そして何より授乳以外は寝ている時間が圧倒的に多いためその間私も体を休めることができました。
自宅に帰ってからも育休を取得した夫と二人三脚で育児に励んでいます。
考えすぎて不安に思っていた育児も思っていたより気楽にスタートさせることができました。
それでも今も何かあると不安はつきませんが。

そんな激動の一年を過ごしましたが、周囲の協力もあり、大変ながらも幸せな毎日を過ごしています。
子どもは思っていた数倍かわいい。本当に特別な存在です。

生まれてきてくれてありがとう。
楽しい我が家へようこそ。
来年も楽しく健康に過ごしましょう。

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