【卒業論文】ものキャン3か月の軌跡をまとめました
「書くスキルは一生もの」と書く楽しさと、マーケティングの基礎から応用までを電子書籍を作りながら教えてもらえるものかきキャンプ(以下、ものキャン)に入塾し、3ヶ月の形跡をnoteにまとめ卒業論文として提出します。
ライティング業界のジャンヌダルク
まよ先生のサクセスストーリー「コピーライティングの神様との出会い」は聞いている者の胸をワクワクさせる。テレビドラマの制作部員になってサクセスストーリーのドラマ化を試みたい。発展途上国で井戸を作る社会貢献活動に熱心な先生はステキだ。女性の悩みと願望の大部分を占める「働き方」についてを「チルに働く(好きな場所で好きな人たちと働く)」と表現されて、多くの女性の理想を実現されているところもステキすぎる。
ステキな先生がステキすぎるのは信念が一本バシッと通っているからではないだろうか。一本の信念は「言葉の力で自由に生きる人を増やす」としっかりと表現されている。もうジャンヌダルクだとしか思えない。
入塾の理由は「いい文章が書きたい」願望
本業で給与計算代行をしています。クライアントごとに「○日締め○日払」のパターンが違うため、月に30以上の「締切」に追われてきました。「締切」を増やしたくないために、10年以上前に執筆や監修の仕事は受けないと決めると、あっという間にまったく書けなくなりました。すると、書いた文章を人に読まれたくない→でも書かねばならない→編集後記だけ読まれているメルマガができあがるという情けない状況。泥沼です。心のなかで「最後まで読まれるいい文章を書きたい」と思っていました。
ベレー帽のまよ先生
あるとき、ストアカから「ストアカで講座を開催しませんか」という営業があったので、試しにアカウントを作ってみました。アカウントを作った特典で、ストアカから「2,000円でストアカ講座を受講できます」というメルマガをもらったのです。
ベレー帽のまよ先生の熱い講義に引き込まれました。動画のまよ先生のお人柄が伝わってくるのです。先生が本気の本気で「書くこと」に向き合ってこられたこともわかります。ストアカ講座からライカレに誘導する流れでしたが、そのときは申込ができず、次なる機会には絶対受講する予定にしていました。
メルマガから「ものかきキャンプ4期無料説明会」の案内を見つけました。「無料説明会」では最後に特典があるとの期待感があったものの、途中睡魔で最後まで聞けなかったのです。翌朝、再度メールを探して、別日の昼間の説明会に再申し込みができました。複数回の説明会のおかげで「特典あり」で無事にものキャン4期生になれました。
ものキャンへの導線まとめ
・無料説明会が昼夜、土日など幅広く複数回の開催予定があったこと。
・2023年4月開講は「先着○○名様」と限定感があったこと。
・無料説明会から即開講だと慌ただしいが、無料説明会から正式開講まで時間があり、講座を受講するための時間ができること。
・押し売り感がない、ラクしたい人に来てほしくない目線だったことを講義中に知る。
・「自己流で事故った」がパワーワード。
・受講料をきちんと回収させますという自信のクロージング。
まよ先生の講座5つの特長
・受講者への愛が深くて強い
・深く深く一点突破で勉強してきたことを惜しみなく伝授
・「これ言うと傷つける」と言いつつも、ダメな例やダメな考え方をしっかり口に出して教えてくれる
・受講者におもねらない。
・「よく書けています」「たいへんよく書けています」と講評がわかりやすい
各課題からふりかえるものキャン講座
0. ロケットスタート プレ講義
Twitterの特長や使い方、クライアントワークへの挑戦について
ひとりごとをつぶやいたり、ただの検索ツールにしていたTwitterを使ったりして「一本の発信軸」で運営していく準備をする。Webライターとしての仕事を受注するためにクラウドワークスなどに登録。簡単に受注できそうな案件を3つ対応して、講義前の売上は8,800円を達成できた。
1.1回目課題:コンセプト決め
・コンセプトを一言で表す(秘伝のシートのいずれかを使う)
・強み・弱みのキーワード3つ決める(自分強み・ブランド軸)
・誰に発信するかを決める(ターゲットの悩みベスト3・願望ベスト3)
・ライバル調査をする
卒業して、1冊目を出版できたいまこの課題をふりかえると「うーん、なるほど!」と唸るたいせつな課題でした。当時は「発信軸がわからない」と迷走。ただ、ものキャンにはステキなシステムがあります。ご自身もこの課題に取り組まれた先輩がレスキュー隊として、お世話をしてくれました。レスキュー隊のことさんのおかげでなんとかクリア。
2.2回目課題:note1記事
・note1記事(1500文字以上〜5000文字以内)
・人気記事5つリサーチ(リンクのみ提出)
*任意課題
・note のお題企画に参加してみる:https://note.com/contests
・仕事依頼ページの作成
・書いた記事のポートフォリオを元にライターの営業活動をしていく
ここでもまだ「発信軸」が固まらない。それでも「締切」を守ることを優先してなんとかクリアしました。書いたnoteはいまも読み返したくない文章レベルです。そんなレベルでも、note公式さんの #編集#ライター記事まとめ に入れていただきました。2023年9月7日現在、11,000PVとなっています。note公式さんの威力を感じます。まよ先生が講座でおっしゃっていた「自作のアイキャッチ画像」がポイントだったのではないでしょうか。
3.3回目課題:電子書籍版のリサーチノート作成
・3C分析をしてリサーチノートを作る
・タイトル・章立て・プロフィールを考える
・章立てを元に「素材集め」をする
このころは講義を聞く、補足講座・質疑応答会を聞いても「わからないことがわからない」と訳がわからなくなってしまっていました。それでも、ここも「締切」を守ることを優先します。クリアできたのはまぎれもなくChatGPT実践会のおかげです。まよ先生が提供してくださった魔法の「プロンプト」でのりこえられました。訳がわからなくなっていたので、ChatGPTの回答をそのままエイヤーと「タイトル」「章立て」に使って提出してしまいます。
4.4回目課題:2万文字書いてみる
3回目の課題を提出した翌週、角膜の病気で2週間のドクターストップになりました。最初の4日間は両眼の痛みがひどく、眼が開けられなくなるというハプニングです。目が開かないので、FaceIDが使えずスマホが使えないわ、痛みで眠れないわ、そんなときに不思議な体験をしました。
タイムマシンにのって25年前に行く、その後にまた25年後に行ったら、現在と違う仕事をしている自分を見るという経験です。
この体験から2つのことを電子書籍に盛り込みたいと思いました。
・タイムマシンにのっているイラストを作ってもらいたい
・事例に使う人たちに「25年前の自分に伝えたいこと」を聞いてみたい
6月、7月は本業の繁忙期であるため、課題は6月3日の締切には絶対出したい、出してしまいたいと勢いで書きましたが、内容はめちゃくちゃです。それなのに「タイムマシンにのっているイラスト」と「事例に使うアンケート依頼」を淡々と進めることができました。
1、2、3回の課題をクリアできたのは「チートシート」のおかげ
1回目の課題のときは発信軸に苦しんでいたけれど「まよ先生のチートシート」を見ながら課題を完成させることができました。レスキュー隊のことさんが「これから課題が難しくなりますよ」と教えてくれていたとおり、2、3回目とどんどん難しくなりましたが、なんとかクリアできたのは、まよ先生の「○回課題チートシート」があったからです。4回目課題に難儀したときに「チートシートはどこかな」と探しまわっていたときに、このことに気づきました。1、2、3回の課題をクリアできたのは「チートシート」のおかげだったのです。別の仕事で自分なりの「チートシート」をクライアントに提供するようになりました。ビジネスでも大きな学びを受けています。
「また来週!」な予定は幸福感をもたらす
ものキャンの3か月のあいだ、講義に加えて、補足講座・質疑応答会があって、さらに追加で「特別講座」が入ることがありました。この予告があるときもちがほんわかするのです。どうしてだろうと考えたときに「また明日ね!」と友だちと約束するような感覚だと気づきました。楽しい時間。宿題はあるけど、また先生や友だちと会える感覚だったことを思い出します。ものキャンの3か月は幸せな時間でした。
5.5回目課題:表紙デザイン案作成
5回目の課題は表紙デザイン案作成し、画像をGoogleドキュメントに貼り付けてGoogleドキュメントのURLを共有(Canvaのリンク)・連打する12冊分のタイトル案を考えるものでした。これも確か期限までには提出。
ここまでの課題で卒業となりました。
卒業後に提出した課題は2つ
5回質疑応答課題:リスト獲得用の無料プレゼントを考えてリンクを発行する・Kindleカテゴリを3個選定
6回質疑応答課題:どういう動線でものキャンに入ったのか? 動線を思い出してみる
人気デザイナーさんの張り込みに成功
「電子書籍は表紙が命」と聞いて、講義で推奨されたデザイナーさんにお願いしようデザイナーさんのページをチェック。すると人気デザイナーさんの出品ページが開店したというアラートメールが届きました。張り込み成功です。即連絡し「表紙」「A+」「特典」の見積依頼をする。数分後に「表紙用に準備しているイラストがあれば送ってください」と連絡があり、数時間後に表紙案が完成したのです。自分のおそろしくセンスのないラフ案がすばらしい作品になって納品されます。デザイナーさんのセンスとスキルに震えました。ココナラで購入をしてみて、こういう提案のしかたがあるのか、こういう正式な納品時のワードがあるのかと、とても勉強になったことは副産物です。
・表紙
・A+
書籍に掲載するアンケート依頼
6月2日に6人にお願いしたキャリアについてのアンケートは、6人のうちの2人から「職場の人/妹も書きたいんだって」とありがたい連絡があり、合計8人の方から回答をもらうことになりました。アンケートへの御礼にしたLINEギフトの「スターバックスコーヒーの飲み物+スイーツのセット券」が大好評でした。後日、アンケートをお願いした方たちから「電子書籍はまだ?」というメッセージとレモンフラペチーノの写真が送られてきました。「本はどこで買えるの?」という質問も届きます。まだめちゃくちゃなままでちゃんと書けてないなんて言えません。アンケート回答は絶対お蔵入りできないという強いプレッシャーになったことは、電子書籍絶対出版のよき後押しになりました。
卒業後から出版まで
4期のみなさんの出版ラッシュがとてもうれしかったです。本業の繁忙期をぬけた7月10日頃からKindleUnlimitedでみなさんの新作を拝読し、Amazonへレビューを入れることを楽しみました。みなさんの本が素晴らしくて誇らしく感じていたのです。誰かが出版前の作業について4期のグループチャットに投げかけると、ササっと誰かが回答してくれる体制があって、心強いものでした。心理的安全性の高い組織になっていることを感じた瞬間です。𝕏でも「もうすぐだね」「がんばって」「楽しみにしてる」とのやり取りは励みになりました。
自分の書籍に関しては、開業記念日の「8月21日以降」を出版予定にします。そして、病に罹患しているように心がザワザワします。「ダレガヨムノカ問題」です。気もちが追い詰められたようになりましたが、所用で実家のある伊勢に帰省し、山のなかのコワーキングスペースを見つけます。木の匂いがステキな空間でめちゃくちゃな原稿に向き合い、完成させることができました。書く環境のたいせつさをあらためて感じたのでした。
校正のコメントに感謝で胸いっぱい
めちゃくちゃな状態を修正して提出した原稿に校正チームさんから数日にわたりコメントをいただきました。そのコメントをひとつひとつ見たときに、なんともいえない感謝のきもちでいっぱいになりました。
おかげさまで2023年8月28日無事に電子書籍を出版できました。
『女性のためのキャリアプランガイド 未来の自分に会える』
Amazonランキング16部門で1位を獲得できました。
電子書籍を出版したことで持ったことのない感情を経験しました。
また電子書籍を出版したことで「自分も電子書籍を出したかった」「手伝ってもらえるのか」という電子書籍の出版サポートのご依頼をいただくという光栄な状況にあります。卒業論文を書くにあたり、ものキャンで取り組んだ課題の意味をふりかえることができて、まよ先生から学んだものかきのマインドや最新のマーケティングをしっかり心に留め置いて、クライアントワークに精一杯向き合っていきたいです。ありがとうございました。
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