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噛んで砕こう英単語「世界三大珍味」

どうも!
水島ひらいちの涼です!

人類って「三大○○」を作るのが大好きですよね。
かく言う我々ももちろん例に漏れず。

過去にはこんな記事も出しています。笑

世界三大三大○○』、と言えば「美女」「料理」そして「珍味」。

本日は世界三大珍味の英語を噛んで砕いてみようと思います。

Caviar(キャビア)

チョウザメの卵の塩漬け。
ちなみにチョウザメは英語でsturgeonです。
由来はトルコ語で魚の腹子を指す「khaviar」
これがイタリア語で「caviale」と今の形に近くなり、フランス語や英語に伝わった際に「caviar」となりました。

イクラは英語で一般的には「salmon roe」ですが、roeではなくcaviarでも伝わります。缶詰なんかだとイクラやタラコでもcaviarと表記されていることも多く、加工されているモノがcaviarと呼ばれているイメージですね。

ちなみにキャビアの産地として有名なのはカスピ海で、特にベルーガと呼ばれるオオチョウザメからとれるキャビアはその希少価値から高級品とされています。

Foir gras(フォアグラ)

ガチョウやアヒルの肝臓。沢山の餌を与えることにより肝臓を肥大させて作ります。
無理矢理エサを口に押し込んでいるショッキングな映像を見たことある人も多いでしょう。

フランス語の「foie(肝臓)gras(太った)」から来ており、この言葉はさらに元を辿ると古ラテン語の「jecur ficautum(太った肝臓)」となります。jecurは肝を指しficautumはイチヂクという意味です。その昔豚やガチョウなどを肥えさせたい時にイチヂクを食べさせていたことが由来となっています。
そしてficautumが次第に変形していきfoieになりましま。
イチヂクの英語「fig」はこのficautumが語源ですね。

ちなみにイチヂクは漢字で「無花果」。
イチヂクは実の中に花を咲かせる為、外からはわからず花がないように見えることからきています。

Truffle(トリュフ)

最後はトリュフ。香りに特徴のあるキノコですね。日本語では西洋松露とも言います。
トリュフはフランス語から来ており、英語ではtruffle(トゥラッフル)と発音します。
塊茎という意味の古ラテン語「tuber」が語源とされており、色々な変遷を辿ってフランス語で「truffe(トリュフ)」となりました。
英語では綴りと発音が若干違いますのでご注意を。

トリュフ探しと言えばを想像しますよね。
トリュフに含まれる香り成分「アンドステロール」がオス豚のフェロモンの匂いとそっくりであることから、トリュフを探す際にはメス豚が一役買っていました。
しかしながら、実は現在トリュフを探すのに豚が使われてないんです。
今トゥラッフルを探しているのはなんですね。豚はトリュフが大好物で見つけると食べてしまうので全く適任じゃなかったわけです。


これで海外旅行の高級レストランで注文する時に恥をかかなくてすみますね!
美味しいワインを飲みながら珍味のウンチクを披露してみてください。

気が向いたら日本三大珍味も英語を交えて紹介してみたいと思います。


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