【噛んで砕こう】dog,pooch,mongrel…犬を表す単語、全部言える?
どうもこんにちは。
水島ひらいちの八重です。
さて、1億総ペット社会と言われるこの世の中ですが、皆さんは犬派でしょうか、猫派でしょうか?
私はもう完全に猫派になってしまったのですが、昔実家で飼っていた犬も可愛すぎて厳密には選べないんですよねぇ。
さてさて、そんな犬、英語では『Dog』ですね。しかし、犬を表す言葉は実はかなりたくさんあるのをご存知でしょうか?もちろん犬種ごとに単語が異なる(ダックスとかドーベルマンとか)というのもありますが、それとは別で犬の呼び方がありますので英英辞典の結果と共に見ていくことにしましょう。
Pooch
a dog (犬)
いや手抜きしすぎでしょ編纂者ー!笑
興味があったため色々調べてみますと、どうやらスラング的な使い方になるようです。日本語で言うと『ワンちゃん』が一番近いんでしょう。
発音はプーチ。日本のオーソドックスな名前である「ポチ」の由来はフランス語のPetit(プチ)から来ていると聞きましたが、どうやらこっちかもしれませんね…。
Mutt
a dog, especially one whose parents are of different breeds
(犬。特に、親が別々の血統のものを指す。)
続いて紹介するのはこちら。マットと発音します。
玄関マットの「マット」は口を横に広げて発音するのに対し、こちらのマットは極力口を開けずに発音します。「ウ」の口で「ア」と発音します。
英英辞典にはここまでしか書いておりませんでしたが、Mixed(ミックス犬)のネガティブな言い回しになるようです。日本でも昔はミックス犬のことを『雑種』と呼んでましたが、そんな感じです。
Mongrel
a dog whose parents are of different breeds
(親が別々の血統である犬のこと)
いやいや…さっきのマットと同じこと書いてます。笑
こちらも気になって色々調べてみたのですが辞書ではあまり有力な違いが見つからず、某知恵袋的な海外サイトでようやく突き止めました。Mongrelは野生の雑種犬のことを指すみたいです。さながら『野良犬』といった具合でしょうか?
確かに野良犬というと犬種は問いませんもんね。
発音はマングルゥ…に近い発音。脱カタカナ英語!「マン」は口を縦に思いっきり開いて、「グルゥ」は1音で読み切る感じで発音してみてください。
Cur
a mongrel (= dog of mixed type), especially one that is frightening or fierce
(野良犬。特に、凶暴だったり獰猛だったりするもの。)
進研ゼミで出たやつ!っていうくらい早々に登場したMongrelですが、そこはスルーしていきましょう。
凶暴さがニュアンスとして現れるようですね。『猛犬』『狂犬』といった言葉が当てはまりそうです。
発音は「カー」と「クー」の間です。あからさまにクーと発音すると、コカ・コーラ社が出している果汁飲料のQooになってしまうので。
Canine
of or like an animal of the dog family
(犬の属する動物の種類のさま)
『イヌ科』を指す学術用語であるのですが、同時に『犬歯』を指すこともあります。まれに犬のことを言うこともあるようです。
どちらかというと、
This vet specializes in canine pets.
(この獣医はイヌ科のペットを扱っている)
といったような例文が出てくるような感じです。
さてさて、この記事は自分でも書いていてとても勉強になりました。
英語は色んな言語から派生したことばなので、一つの概念でも2つ以上の言葉があることが多いです。
いつかそういった比較ができてもいいなと思いました。
水島ひらいちは毎週金曜日に『嚙んで砕こう英単語』という訳の分からない記事を執筆しています。他の記事はこちらをご覧ください。