日本史「変・乱・役・陣の違いって?」
どうも!
水島ひらいちの涼です!
日本の歴史って戦い、戦い、戦いの連続ですよね!
応天門の変、壬申の乱、文永の役、大坂夏の陣…
あれ?
争いは争いでも、それぞれちょっとずつ違いがありすね。
実は、日本の戦いは目的や結果によって呼び方が変化するんです!
今日はその違いについて簡単に紹介していきます!
~変~
政治に対する不満などから起こる争いで、政権担当者が倒され政治的な変革を伴った戦い
例:応天門の変、本能寺の変、桜田門外の変など
~乱~
その時の政権(権力者)に対する反乱を起こしたが、権力者によって鎮圧された戦い
例外として、反乱でなくとも全国規模の争いになったものにも乱を使います!
例:壬申の乱、島原の乱、大塩平八郎の乱など
~役~
単純に戦争のことで、戦役という言葉から来ている
例:文永の役、文禄の役、慶長の役など
~陣~
陣を張るということから転じていて、局地戦のような狭い範囲の戦いのときに用いられる
例:大坂冬の陣、大坂夏の陣など
大阪が今の漢字を使われるようになったのは江戸時代後期からなので、おおさかの陣には当時使われていた大坂という字を使いましょう!
変とか乱とかややこしいよ~なんて方も多いんじゃないかと思いますが、これを押さえておけばその戦いの内容や結末まで記憶することができるかもしれませんね!
でもさらに○○の戦いとか、合戦とかもあるからややこしいですね。
ちなみに、水島ひらいちは変ですが政治的変革を求めた争いはしていませんので悪しからず!