ヒライBOOKS@店長

オススメ、お気に入りの本や映画、美術展について。 デザイン、デザインを使ったマーケティング、 サービスについて語ります。

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ブリグズビー・ベア/Brigsby Bear

公開時に行きそびれていたので今回観れてよかった、シネマシティに感謝。 好き嫌いが別れるのかもしれませんが(同行者には刺さらなかったよう...)、私はとても好きな映画でした。 悪く言えば、リアリティが無くてご都合主義。 なのかもしれませんが(そういえば同行者はそういう系が苦手だった気がする)、 でも良く言えば、童話的、ファンタジー的。 私はその、童話的でファンタジーなところが最高に好きでした。 現実の厳しいコトや辛いコトが削ぎ落とされて、優しくて暖かさに溢れたぽかぽかした世界

    • 2018 映画イラストまとめ

      今年描いた映画イラストをいくつかまとめて。 もっと色々描きたかったなぁ。 試写で観せていただいた『マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!』もすべり込みで!

      • すばらしき映画音楽たち/Score: A Film Music Documentary

        素晴らしき映画音楽たち、好きな映画(ドキュメンタリー部門)ベスト5に入るお気に入りの映画です。 ドキュメンタリーは元から好きですし、“舞台の裏側” や “裏方の仕事” が好きな私にはたまらない映画です。 お勧めポイントは大きく分けてこの3つ! 1. 天才の仕事風景が覗ける  2. 知識欲が満たされる、知らないことがいっぱい知れる  3. 業界あるあるが楽しい  まずは、もう想像もつかないような発想にビックリさせられっぱなし。 凄いこと考えるなぁとか、そんな道具をつかうのか

        • 自分に戻る時間 #紅茶のある風景

          久しぶりに旅に出た。 といっても、日帰りの大したことのない小旅行だ。 朝は苦手でなかなか起きられない。 今朝はiPhoneにiPadにAndroidに、手持ちの端末を全部、鳴らしては止め鳴らしては止めを何度か繰り返してようやくの起床だ。 カーテンを少し開ければ、まだ外は薄暗い。 夜が明けきる前に起きるなんて滅多にない。 昨日も、帰るに帰れず仕事を終えて会社を出たのは終電も無くなった時間だった。 もう少し寝たい気もしたが、休みの日に朝早く起きている自分を窓に見つけると、真人間

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          8本

        記事

          フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法/The Florida Project

          とにかく色彩が印象的! 鮮やかだけれど柔らかな色が洪水のように押し寄せてくる映画でした。 お話は結構キビシく、理解できたりできなかったり、受け入れられたり受け入れ難かったり。 なかなかにタフな内容でしたが、それを跳ね飛ばすように届くカラフルで明るい楽しげな色と、時々、寂しくて悲しい、泣きたくなる色。 色彩が様々な感情を語る作品だったと思います。 個人的には、朝焼けと夕日の色彩が大好きです。 特に、ゆっくりと日が落ちるのと同時にモーテルの灯がついて、その中でデフォー演じるボビー

          フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法/The Florida Project

          君の名前で僕を呼んで/Call Me By Your Name

          まるで絵画みたいな映画。たまらなく好みでした。 私の中で  “絵画みたいな”  と感じる映画はいくつかあって、トム・フォードの映画などもその一つなのですが、今回はまったく違った、でも確実に  “絵画映画だ!”  感じる最高の映画でした。 初めの1枚目のカットから一気に広がる心地よい世界、映画館にいるのに気持ちの良い風が横を吹き抜けていくのを感じるほど。 冒頭の、エリオが出ていった後の窓辺のシーン。 風で揺れるカーテンのシーンがとても印象的で、いっきに入り込んでしまいました。

          君の名前で僕を呼んで/Call Me By Your Name

          福音館書店さん「ニルスのふしぎな旅」

          子供の頃に読んだり観たりしたものって、その時の風や香りや暖かさ・寒さなどの空気も一緒に印象深く記憶に残っていたりするものですよね。 最近ふと思い出し、どうしても読みたくなり購入したのが、福音館書店さんの「ニルスのふしぎな旅(上・下)」。 小学生の頃、夏休みに田舎に帰るという時に持って行った本でした。 子供心に、とても重厚で字も小さくて、大人の本を読むようなワクワクを感じたものです。 振り返って一番に思い出すのは、本の内容よりなにより、読み終わって酷く具合が悪くなった事。 頭

          福音館書店さん「ニルスのふしぎな旅」