すばらしき映画音楽たち/Score: A Film Music Documentary
素晴らしき映画音楽たち、好きな映画(ドキュメンタリー部門)ベスト5に入るお気に入りの映画です。
ドキュメンタリーは元から好きですし、“舞台の裏側” や “裏方の仕事” が好きな私にはたまらない映画です。
お勧めポイントは大きく分けてこの3つ!
1. 天才の仕事風景が覗ける
2. 知識欲が満たされる、知らないことがいっぱい知れる
3. 業界あるあるが楽しい
まずは、もう想像もつかないような発想にビックリさせられっぱなし。
凄いこと考えるなぁとか、そんな道具をつかうのか、とか。
自分では持てない視点を示されるのはちょっとショックで衝撃ですが、爽快です。
自分とはかけ離れた姿をみせられて、遠く離れた人達のお話だなぁと思って観ていれば、時々庶民的な一面も見せられて親近感も湧きます。
制作風景も千差万別、人それぞれ。
イギリスのスタジオのお話にはテンション上がりました。
そしてオケの人たちにもビックリ。
まさか初見で弾いているとは思わなかった....
うぅ、かっこいい....
また、普段感覚的に聴いている映画音楽が色々な科学的根拠に基づいて創られていたんだなぁと教えられました。
音楽論等を勉強されてきた方なら常識なのかもしれませんが、
素人の私には目から鱗で勉強になります。
映画音楽の成り立ちや歴史なんかも初めて知りました。
すぐに影響されるので、ちゃんと勉強してみたいなぁと思って本まで買ってしまいました。
そして最後に、業界あるあるがめちゃめちゃ楽しい!
私も物を創る業界の端っこにいるので、
「それめっちゃあるーーー!!」
って話がいっぱいでウンウン頷いてばっかりでした。
一緒に観に行った友人も業界の人だったので、
めっちゃ分かるわぁ〜〜〜とテンション上がってました(笑)
ハリウッドで働くような方々でもそんな心配するんだなぁとか、
やっぱり締切には追われるんだなぁとか、
金額の規模の違いに驚かされつつも、予算ーーーッ!!! って叫びそうになったり。
毎回ワァワァなりながら観てしまいます。
そして、なんだかんだ言いつつ楽しそうに話す姿に、仕事をする姿に。
観ているこっちも嬉しくなってしまって、私も頑張ろーーー!!! と、毎回励まされるのでした。
普段は勿論ですが、仕事に行き詰まった時やモチベーションが低迷してる時にも、パワーを貰える大好きな映画です。