Song Sung Blue -あおいうた-
2019年12月の年末に昼夜観覧・拝聴させていただいた、「おうたのじかん~今日はシンガーでいさせて!~」
あの感動を文章に残しておきたいけど語彙力が足りない!文章にならない!と悩み、1月の目の回る忙しさもあり手を付けない日々を過ごしてしばらく。まとまらないならば書くことを絞ることにしました。
全体的なレポートも、雫さんの歌唱がいかに圧巻であったかも、長谷さんの歌唱の世界観構築力に底知れないものを感じたことも、全部他の方のツイートやnoteなどにお任せして。
シンガー水科葵さんについての思いを中心に書かせていただきました。
イベントから約1か月後の投稿。途中おかしなテンションになっている部分、詩人か!とツッコミたくなるようなところが多数ございますが、生暖かい目で見ていただければ幸いです。
(注:本文中の『 』は各曲の歌詞の引用です)
0. セットリスト(公式ツイートより)
1.GEMSCOMPANYと歌
GEMSCOMPANY(ジェムカン)の活動の中で「歌」というのは、訴求力・拡散力のあるコンテンツでもありますから、それなりに大きな比重が置かれていると思います。
YouTubeではカラオケ配信や歌ってみた動画がそこそこの頻度で上がりますし、ファンミーティングでもカラオケ歌唱の時間が必ずあります。何よりアイドルと言えばアイドルソングは大きな魅力の一つ。そこを踏まえてか、数こそまだ少なめですが、オリジナル楽曲の制作はあのMONACAのクリエイターさん達という力の入れようです。
そうした様々な表の機会と、こちらには見えないレッスンなどの裏の努力とが合わさって、音楽がメインで元々お上手だったメンバーもそうではないメンバーもみんな、YouTube配信開始当初などと比較するとその成長には本当に著しいものがあるなと思います。漫画の偉そうな解説キャラみたいなことを言ってしまいますが、何人かは本当に、プロとしてどこに出しても恥ずかしくない相当なレベルになったなあと、応援している身としては嬉しくてたまらなくなりますね。
だからこそ、今までに開催されたアイドルライブは演者も観客も本当に楽しそうで、実に盛り上がったものとなったのでしょう。
ただそうは言いましても「生」で「歌」に特化したイベントというのは、今までにはありませんでした。
アイドルライブも歌唱が重要な要素とはなりますが、全体としては企画も含め演者と観客が一緒になって盛り上がり、声を出し、創り上げる、そういった性質のイベントだと思いますので。まあこれはこれで大変に楽しいもので、食わず嫌いはせず体験してみてほしいというのが、経験してみたら面白くてはまってしまったオタクの意見ですが、それは置いておいて。
お金と時間をかけて来てくれたお客さん達に本気の音楽・歌を聴かせる。歌詞とメロディが織りなす世界に浸らせる。
ジェムカンのメンバーが初めてアーティストとして、シンガーとして勝負できる、勝負しなければならないライブイベント。
実力が付いたからこそ得られたのであろう機会。
それが2019年12月28日に横浜のDMM VR THEATERにて開催されたアコースティックライブ、「おうたのじかん」です。
2.生の歌を、むき出しの歌を、本気の歌を
そんなイベントだからこそ、でしょうか。歌や音楽への思いを強くお持ちの本イベントのメインメンバー3人、水科葵さん(@Mizushina_Aoi)、音羽雫さん(@OtowaShizuku)、珠根うたさん(@TamaneUta)のイベント開催発表後の気合の入った様子は、見ているこちらまで思わず力が入ってしまうほどでした。特にみずしーやうーたまの練習配信には、それが顕著に表れていたかなと思います。
それにも関わらずうーたまは無念の(本当に無念の!)降板となり、長谷みことさん(@HaseMikoto)と残ったお二人がその思いを引き継いで準備を進めて迎えた本番の日。
前週に開催されていたアイドルライブ「Magic Socks」とは打って変わって会場内の飾りつけはシンプル。舞台上は音楽機材が所狭しと並び、スクリーンには都会の(新宿の)風景が映し出された落ち着いた雰囲気。昼会の会場諸注意はメンバーではなくスタッフさんが読み上げというのも相まって、いよいよ音楽メインのライブ、という感じがして期待が高まります。
そしてそうこうしているうちに昼会の幕が上がり、3人によるアコースティックバージョンの「JAM GEM JUMP!!!」を皮切りに、音羽雫さんと水科葵さんによるカブトムシ、と楽曲は続いていくわけですが.....
いやもう、本当にすごかったです(語彙力喪失)
歌と楽器の音を生で、肌で、心臓で、全身で直に感じられるライブほど良いものはないということはよくわかっているつもりでしたし、しかもなんと楽器演奏はヨコオさん作品の界隈でもおなじみのお二人、ギターの後藤貴徳さんとキーボードの川治恵美さん。そこにみずしー達の歌唱が乗るということで勝利は約束されたようなものだったのですが、それでも本気で歌に全振りするとここまでになるのかと、圧倒されることしきりでした。こうして思い出していると、いまだに鼓動が高鳴ってしまい、落ち着いて文章を書くのも大変なほどです。本当に。
中でもみずしー、いえ、あえてこうお呼びします。水科葵さんです。
箱推し中の2大最推しのうちの1人で配信やツイッターでの言動を特によく見ているからなのか、感性にどこか近いものがあるからなのか、単純に彼女の日に日に磨かれている高い表現力のせいなのか。理由は定かではありませんが、おうたのじかんの歌唱では純粋にいい歌・いい音楽を聞かせていただいたということにとどまらず、彼女の様々な思いとシンガーとしての魂のようなものを感じることとなりました。
以下、昼夜通して特に印象に残った楽曲を語りながら、感じたものを掘り下げていこうと思います。
3.それは未来への、おうたのじかん
▽アクアテラリウム
彼女の弾き語り動画を思い出す、でもその歌唱ともやはり違う、ゆったりとした夜の海の中のような歌唱は、サイドスクリーンの歌詞演出とも合わさって幻想的。歌の世界に一気に引き込まれます。これが水科葵の『はじめて瞳に映す景色が 美しいものだけで満たされる様に 捧ぐ子守唄』。カブトムシからのこの曲という流れで、このライブの雰囲気や方向性が定まった感じがしました。
あと個人的には、やなぎなぎさんをちゃんと知った初めての曲で、ED曲として起用されていたとあるアニメも好きという想い出深い曲。もちろん曲単体としても世界観やメロディが大好きな曲なので、生でみずしーの解釈での歌唱を聴くことができ、本当にうれしかったです。
▽鮮紅の花
別のnoteに書かせていただきましたが、自分にとって水科葵さんといえばこの曲。今回のアコースティックバージョンのようなアレンジは心待ちにしていました。
もはや好きという言葉だけでは言い表せず、多くは語りませんが……
『白い目が行く道を閉ざ』そうとも『心の花は枯らすまいと』努力を続ける彼女の、心の内で燃える感情が、楽器の数を絞り気持ちゆったりしたテンポで、そして少し高めの声で歌うこのアレンジによってよりストレートに伝わってくる、すばらしいパフォーマンスでした。
いつかこのアレンジをご自身の弾き語りでフルで歌ってみてほしい。そんなことも思ってしまいました。
▽Rain Dancer
哀切に真正面からぶつかっていくような歌。こういった曲がこちらの心に強く響くのは、他の曲も全てそうなのですが、その曲を彼女なりに解釈して歌い込んで自分の曲にしてしまえるからこそなのでしょうね。(この曲も今回初めて聞いて興味がわき、後で原曲を聞いたのですが、結構な違いがあり驚きました)
さらに言うと『Rain Dancer 踊れどしゃ降りを ああ ふりしきれふりしきれ』などと、陰のある感情を凝縮して歌にぶつけていくような曲で、なんだかとても水科葵さんらしい気がしました。彼女はご自身をよく陰キャと称しますが、陰キャなところがないと歌えない曲もあるのですから、それでいいのです。
▽猫になりたい
これまた個人的にどストライクな曲! ライブにもよく行く、大好きなスピッツさんの曲がまさか採用されるとは思わず、イントロが流れ始めた段階でテンション爆上がりでした。
ご本家だと少し憂いのある猫という感じで、女性ファンが「(ボーカルの草野)マサムネさん!猫になって私の腕の中に来て~♡」となる曲ですが、この3人がきれいにハモリながら歌うとちょっといたずらな猫が想像されて、かわいらしい味わいになりますね。お1人はなりたいも何も耳からして既に猫ですし、私の腕中で『寂しい夜が終わるまでここにい』て『消えないようにキズつけて』くれませんかね。………ダメですか……そうですか……
……そして。
本来は猫でつながったとも言える3人(下の動画の最後のほう参照)で歌うつもりだったのか...…と気付いてからは感情があふれてしまい、実は後半の記憶があいまいです。
……いつか、またの機会を願って。
▽たばこ → 僕を見つけて
2曲まとめてになりますが、ここはセットリストの流れが綺麗でした。
水科葵さん・音羽雫さんの2人で『「もっとちゃんと僕を見ててよ もっとちゃんと」って 言わなければ 君はここにいたかな』と切なく歌う「たばこ」からの、水科葵さん1人になっての『今君から離れて旅立とう ありがとう 僕に気づいてくれた』『僕は強くなれたんだよ 誰かを守れる強さを持って』と痛みを抱きつつも前を向いて力強く歌う「僕を見つけて」、という流れ。どこまで考えていたものだったのかはわかりませんが、一つの物語のようで美しかったです。
▽スモルワールドロップ
そしてここからの3曲が、メンバーのどなたか(fulfillの相方の桃丸ねくとさん(@momomaru_nekuto)だったはず)が歌唱力オバケと称していた水科葵さんが真骨頂を見せる、怒涛の歌唱。まずは音羽雫さんと歌った、珠根うたさん推薦というこちらの曲。
後藤さんと川治さんによる軽やかな旋律の中に、前へ先へ、『変わっていくために』という感情を強く感じさせる、2人が織りなす歌。
それもただ漫然と未来を歌うのではなく、『刻まれた未来が遠く見えない場所でも 虞を脱ぎ捨てて』というふり絞るような前への感情が込められています。『本当の気持ちを叫ぶから』という歌詞のとおりに歌ってくれるので、こちらは震えて受け止めるのみでした。
▽未明の君と薄明の魔法
そして音羽雫さんが舞台袖へと下がり、一人舞台に立つ水科葵さん。始まるのは彼女との親和性がとても高い、やなぎなぎさんの歌。彼女自身も大好きと常々言っていて、だからこそなのか特に力の入った歌唱の一つでした。
歌詞の内容は、どちらかというと辛いもの。傷ついて失って、大切なものは零れ落ちて、それでも明日を目指す。そんな歌だと思っています。
でも、『未来はまだ、ここから』。
彼女は歌詞の内容を自分自身の歩みに重ねているのでしょうか。あるいはこちらに、辛い日々でも一緒に明日へと進もうと語りかけてくれているのでしょうか。
彼女が歌う「未明の君」は、彼女自身かそれとも私達か、あるいは両方か。本当のところはわかりません。ただ少なくとも、朝焼けの優しさを宿したような彼女の歌は、確かに私の心に染み入りました。その歌唱を思い出すだけで進むための勇気が湧いてくる。そんな「薄明の魔法」に、今もかかったままでいます。
▽マーメイド・ララバイ
強力な歌唱の連打で感情が飽和しているところに、フィニッシュブローを放つように歌われたこちらの歌。水科葵さんが以前に、聴いて涙した、上京後を支えてくれた歌というようなことを言っていた曲だけあり、一番彼女の思いの丈が詰まっていたのかもしれません。こちらも、歌唱の間は終始震えが止まりませんでした。
「未明の君と~」やほかの曲でも感じましたが、曲自体の世界観や感情とご自身の感情や思い、そのどちらもが歌声にさらに強く乗るようになったところが、もしかしたら彼女がデビュー以来一番成長をなさった部分なのかもしれません。「感情を取り戻した」とは彼女の弁ですが、好きで得意な歌にこそそれは強く表れている、そんな気もします。
曲自体についてさらに掘り下げると、本家カヨコさんの力強く励ますような、誰かを救い上げるような歌唱と比較して、性格なのでしょうか、水科葵さんの歌唱は力強さの中に優しく包み込むような、寄り添うような雰囲気を宿していました。歌声を通してひしひしと伝わってくる感情には、泣きそうになるほどの感情のうねりを止めることができず。全編にわたって歌詞が強い曲を、『全て受け止めるよ 約束をしよう』などとあれだけの感情を込めて歌われてしまっては、それも止むを得なかったのでしょう。感情を取り戻した彼女の歌、その聞き手の心を揺さぶる力は尋常ではありません。
そして何より、強い未来への意思を感じさせる歌唱。そう、「スモルワールドロップ」からの3曲はどれも、つらいことがあっても何があっても前へと進むという、強い意志の歌ばかり。未来を歌う歌ばかり。それは彼女にも彼女の歌声にもよく似合う、似合ってしまう素敵な曲たちで、さらに言うと、こうして水科葵さん中心で語ると昼会からずっとその傾向の曲が多かったことに気付きます。そうした流れの集大成とも言えるこの歌では、彼女の歌うことへの生半可ではない意思をも感じさせます。
信じ・愛し・未来を夢見ることをやめるなと、一人で泣いた夜にも意味があると、『そうなるようにと 生きるだけ』だと。
そう心を込めて、おそらく何割かは自分に言い聞かせるように歌う彼女は。
『優しい歌を歌い続けよう』という約束を歌い上げる彼女は。
そしてその『約束は守るためにあるんじゃない 明日が楽しみになる魔法さ だから指切りをしよう 何度でも 何度でも』と歌う彼女は。
魂を込めて『とどけ心からの愛の歌 どこまでも』と高らかに歌う彼女は。
おうたのじかん全体を通して確かに、舞台上から観客に未来を、この先を約束してくれる、シンガーとしての魂を持つ輝いた存在でした。
そう、魂。心の芯の部分。
おうたのじかんを通して、シンガー水科葵は魂を込めたその歌声で何度も、心を込めて好きな歌を歌うんだ、歌を届けるんだということを語ってくれました。そしてここから次のステージへ、さらにその先へとどこまでも歌い続けるのだとも。
歌詞とメロディを通してこちらが感じたものや生じた思いには本当に様々なものがありましたが、もしかしたら彼女が伝えたかったもの、その芯の部分はとても単純なものだったのかもしれません。
音楽が、歌が好きだというシンプルで強い思い。
これまでもこれからも、何があってもその思いを変わらず持ち続けて歌うということ、ただそれだけだったのかもしれません。
何せ彼女は、とにかく歌うのがめっちゃ好きな、そんな女の子ですから。
4. 水科葵は、歌うのんめっちゃ好き
みずしーこと水科葵さんが歌うのんめっちゃめちゃ好きなのは、特にGEMSCOMPANY(ジェムカン)のファンの間では周知のこと、常識です。他のメンバーを強く単推しされている方でも、知らないという方はさすがに皆無でしょう。
とにかく配信であったりインタビューであったりツイートであったり、色々なところの言動でそれは強く伝わってきます。実際に、何がどうなろうとも歌い続けたい、歌い続ける、といった趣旨の発言も度々されています。おうたのじかんでの歌唱でもそれは感じられ、それこそ「マーメイド・ララバイ」はそのストレートな宣言のようでもありました。
とにかく以前からその歌への強い思いは、直に歌っている姿を目の当たりにすれば言葉などなくともひしひしと伝わってくるほどでした。
ともすると、少し怖いほどに。
少しの危うさを感じるほどのアーティスト気質。
自分が彼女に惹かれた理由の一つかもしれません。
自分には、ここまで必死で夢を追いかけた時はなかったな、と思ってしまうのです。何か一つの物事にこだわって極めようと、そのための居場所を手に入れようと、ひたすらにもがき苦しんだことはないなと。
おうたのじかんで歌われたLittle Glee Monsterの「好きだ。」の歌詞にある『夢を追うための痛みは傷にならない。だから……跳べ!』を堂々と歌えるような、そんな強く夢を追いかける人生を選んではきませんでした。
もちろん自分の人生には自分の人生なりの多くの苦労があり喜びがあるので、殊更に否定する気はないのですが、その自分とは異なる有り様がまばゆく輝いて見えるのです。それこそ「宝石」のように。
彼女に限らずジェムカンのみんなに感じられることですので、「12人のときめきの原石」とは、まさしく言い得て妙な表現だなぁと改めて思います。
しかしその中でも、奈日抽ねねさん(@nenenaninu)と並んで水科葵さんに強く惹かれてしまうのはなぜなのか。
その美しき歌唱で強く心に訴えかけてくるから?
先ほど言ったようなアーティスティックな魅力?
可愛さとカッコよさが同居する絶妙なバランス?
温かく真面目で、でも抜けたところもある豊かな人間性?
悩みながらでも前へと進もうとする姿の格好良さ?
全部と言えば全部で、でも書いていないことも含めて何が決め手なのかはわからず。
確実に言えることがあるとすれば、様々な魅力を持つみずしーこと水科葵さんが好きで、その夢を応援したい、応援し続けたい、ということです。
だからこそ、願っています。
水科葵さんにとってアコースティックライブ「おうたのじかん」が、挑戦の場であると同時に一つの夢が叶ったとそう思えるような、そして何より楽しく歌えたライブであったのならばいいな、と。少しでもそう思うことができる場となったのであれば、彼女にとっても夢の時間であってくれたのならば、感無量です。推しの夢はファンの夢、ですので。
一人のファンにできることなどほとんどありませんが、これからもファンとして観客として見守りながら、その中で微力ながらでも、あなたが夢を叶える一助となれますように……
水科葵は、歌うのんめっちゃ好き。
そんな水科葵さんが、めっちゃ大好きです。
まだまだ夢の続きを、貴女と
このnoteの題名には、Neil Diamondさんの「Song Sung Blue」という古い洋楽の曲名を拝借させていただいています。(アコースティックライブなので、そのオシャレさも表現してみたかったのです)
題名は直訳すると「ブルーに歌われる歌」。かなりの要約・意訳になりますが、歌詞は「悲しい時はあるけれど、それを歌にして歌えばなぜか少し気持ちが晴れてくるよね」というような内容で、少し悲しげな歌詞なのにそれが柔らかな明るさのメロディで歌われる、という歌です。
悲しみを歌って晴らすという歌詞、メロディとのギャップ感、曲名と曲の雰囲気など、自分の中でみずしーとどこか重なるところが多かった曲なのですが、今回のおうたのじかんのライブの雰囲気と歌った曲の内容にイメージが特にはまったため、僭越ながらお借りしました。
何があっても歌って乗り越えて、歌って進んでいくであろう彼女。そうして「おうたのじかん」というライブの日までたどり着いた彼女。
こちらが知る由もない様々な困難や辛いことが彼女のこれまでの人生にもきっとあって、でもそれを悩んだり歌ったりしながら乗り越えて、そうして私たちの目の前に現れてくれたことに敬意と感謝を感じています。
そしてもちろん、今回のおうたのじかんがゴールではありません。おうたのじかんのver.1.1やver.2、あるいはロックのじかんでもジャズのじかんでも、いっそソロライブでも、まだまだ歌っている姿を見せてほしい。体調第一で無理はせず、どうか長く歌を楽しんでいる姿を見せてほしい。
夢のようなおうたのじかんの続きを、どうか貴女と、また。
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今日も今日とて。