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台本を超えたドキュメンタリー――「マッスル6」インサイドリポート『マッスル坂井が上野勇希の代役を透明人間にした理由』(鈴木健.txt)
「この前、DDTの25周年興行があったばかりですけど、ここに来てDDTの歴史も急速に変わっている。ある意味、僕はDDTの保守派だと思っていて、プロレス界では革新派のDDTにおける保守派。今回、東京女子、DDTの両国国技館のすぐあとっていうのは無理だと思ったんです。そこから10日も開けず、後楽園もはさみつつできるわけないと思ったけど、逆に近かったからDDTの25周年を別の角度から表現しなければいけないと思ったのは確かでした。今年は新日本と全日本の50周年イヤーということでいろん
まっする4東京公演レビュー(鈴木健.txt) クドカン作品で描かれるものをプロレスで… ローデス家の伝統文化とアントンの積み重ね
忘れかけていた真っ当な娯楽を提供した「まっする4」 2020年の「まっする」は、スーパー・ササダンゴ・マシンが世の中の情勢に対しどう向き合っているかの発露が作品となった一年だったように思う。それは「マッスル」の時代からの延長線上にある姿勢と言えた。 その時点で描きたいものを忠実に表現する。ササダンゴの個人的な引っかかりが題材となって見る側にも届き、思いを共有することで支持されてきた。コロナ禍に見舞われる中で何をすべきか、どんなものを提供したいか形となったのが11・9後楽園だ
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