NEO福祉という謎の新コンセプトが出来た理由①
こんにちは!NEO福祉で日本を明るくハッピーにする平林景です!
先日ちょっと書いたんですけど、「NEO福祉」というコンセプトを作りました。
「作りました!」って言っても、正直僕が勝手に作ったので、皆さんからしたら「なんじゃそれ」状態だと思いますので、説明させてください。
これまでの平林の活動はNEOじゃないのか?
そもそも、僕のこれまでの活動のフィールドは一応「福祉業界」なんですね。
本業は、発達障害の子どもたちの支援施設の「放課後等デイサービス」なので、これはまぎれもなく「福祉業界」です。
そして本業以外で代表をやっている二つの法人、こちらに関しては、営利目的ではなくて、「ファッション×福祉で世界を変える!」をコンセプトに、「オシャレの力で福祉を明るく」をテーマとした活動です。
…ぶっちゃけ、「この時点でNEOと言えばNEOだったんじゃね?」っていう感じがしなくもないんですけど、今回のNEO福祉は、それともまたちょっと違うんですよ。
まあ聞いてください。
●NEO福祉の着想のもと、「福祉施設のデザイン」
それでは、どうして「NEO福祉」なんてものを考え着いたのか?と言いますと、YouTubeで以前、「福祉業界に物申す!」というシリーズ企画をやったんですね。
これがけっこう力の入った企画になってまして、是非見て欲しいんですけど、簡単に趣旨を説明しますと、
『福祉業界の課題を「収入」の問題と「デザイン」の問題を軸にまとめてみた』
というシリーズです。
その中シリーズの最後の回で、「当事者目線のデザインが足りない」という話をしたんですね。
つまり、今の一般的な福祉施設のデザインって、「いかにも」なところが多いんです。
「ハートフル」「アットホーム」「優しい」「クリーン」……。
そんな感じのワードがすぐに連想されるような。
それはそれで、分かりやすくて正解だと思うんですよ。
安心感は与えられると思いますし、清潔感とか、安全性とか、必要なことはちゃんと考えられているデザインだと思うんです。
でも、デザインの力って、こんなもんじゃないはずなんですよ。
分かりますかね?
ストレートに言うと、僕が将来そういう施設にお世話になることになったとしたら、その空間に入った瞬間に、こう思っちゃうと思うんです。
「ああ…俺もこういうところに来るようになっちまったのか…」(チーン)
施設の皆さん、ごめんなさい。
全然ディスってるんじゃないんですよ。本当に。
ただ、福祉施設ってどうしても「ケアしてあげる」っていう目的があって、それが分かりやすい空間なので、そこに自分がお世話になることになったとしたら、なんとも言えない無力感というか、情けない感じとか、そういう気持ちになって、ちょっとシュンとすると思うんです。
もちろん、職員さんは素晴らしい方がたくさんいるし、情熱を持って働かれている方がたくさんいるんですよ。
情熱を持ってリハビリしたり、支援したり、お世話したり、それこそプロ意識を持って、丁寧な仕事をされる方がたくさんいるんです。
でも、はっきり言ってしまうと、空間がオシャレじゃなくて「いかにもあなたはここでお世話される人です」っていうのを感じるような場所だと、「俺も年取ったもんだよ…」みたいな感じになっちゃうと思うんですよ。
今の話だと介護っぽいですけど、実際僕が経営している放課後等デイサービスの施設は、空間のオシャレさにこだわって作ったんですよね。
空間のオシャレさにこだわった理由
自分の施設を作るときにそこにこだわった理由なんですけど、単純に「オシャレなところの方が明るく通えるじゃん!」ってことですよね。
起業する前の前職の頃から、そういう障害支援の施設に伺ったりすることが多くて、いろいろ見てたんですけど、毎回思ったんですよね。
「なんでもうちょっとオシャレなところないのかな?」って。
これはもともと美容師っていうのもあるのかもしれないんですけど、僕は「オシャレが人を元気にする」っていうのはすごくあると思うんです。
だから、すごくもったいないと思ったんですよ。
だって、同じサービスだったとしても、内装がオシャレになるだけでぐっと価値も上がるし、満足度も上がるじゃないですか?
例えば飲食店だってそうだし、美容室も、ショップも、病院だって最近はそうじゃないですか?
提供されるサービスがどうかはもちろん大事ですけど、その場所の空間がどうかで、「もう一度行きたい」って思うかって、けっこう違いませんか?
オシャレな空間って、シンプルに居心地が良いし、気持ちが明るくなりますよね?
だから、なんで福祉施設って、そこがあんまりないんだろう?って思ってたんです。それで、自分の施設はとことんこだわって、可愛くしたんですよ。
そしたらどうなったと思います?
通うお子さんはもちろんのこと、特に保護者の方がすごく喜んでくれました。
やっぱり、自分の子どもを「福祉施設に通わせる」って、それだけでも心理的にちょっと辛い部分ってあると思うんです。
そんな気持ちで子どもを預けて、迎えに行くときに、施設が暗かったり、なんか「いかにも」っていう感じよりは、オシャレで明るい方が気分が良いじゃないですか。当たり前だけど。
だから、保護者の方からはすごく喜んでもらえて、「やっぱりオシャレって大事だよな」って思ってたんですよね。
全然「NEO福祉」の話まで辿り着きませんでした。
長くなっちゃうので、また続きは今度にします。
また来週の日曜日に更新します!
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