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幸せに生きる心構え、というか

ちょっと宗教がかったタイトルですみません。語尾に「というか」をつけることで、少しだけ恥ずかしさを軽減しておるのです。おりますのです。「幸せに生きる心構え」が本のタイトルだったら、置かれている場所は「人生」「宗教」「哲学」「自己啓発」のコーナーでしょうか。挿絵は水彩で描かれた道端で咲く小さな黄色い花。筆者は山奥で自給自足の生活をしながら、人生に疲れた人々を受け入れる生活を60年ぐらい続けているはずです。90歳のお祝いには、全国から2万人の支持者の方々が集まるのです。

そのような崇高な方が語るならまだしも、私のようなマーケティングされた世界の中で仕事をし、一攫千金を狙い、あわよくば売名行為をしようとし、誰よりも秀でてやろうと自分の能力の誇示に明け暮れている人間だと、「というか」をつけなければ、そのタイトルの重さに自我が耐えきれず崩壊してしまうのです。いや、崩壊した時に初めて私の「良心」の存在が証明されるのです。

保険をかけるのはこの辺にして、たかだか52年しか生きて来なかった私が思う、幸せに生きる心構えを書いてみたいのです。私が発明したとか生み出したというよりも、結果的にそこに行き着いた、行き着くしかなかったという心構えです。

まず前提として、幸せかどうかは感情の状態によって大きく変わります。不安を感じづらい人と不安を感じやすい人がいて、同じ世界で生きていても、2人はまったく別の世界を見ています。

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Xや無料noteでは言えない事。毎記事2000文字以上。月に5〜8回投稿。多い時は10回以上。映画監督、映像ディレクターの仕事について。フリーランスの生き抜き方をフリーランス歴20年以上の経験から。「中年の危機」に悶絶している様子をリアルタイムに報告。子供を2人育てる父親の視点と哲学。世の中に対する日々の雑感。親友の画家、石田徹也について。などなどを書いています。

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