[italki x 英語] フィッシング詐欺に引っかかりそうになった話。
はじめに:本当に危なかったフィッシング詐欺
今日、フィッシング詐欺に引っかかりそうになりました。本当に、あと少しでリンクをクリックしてしまうところでした。
今回フィッシングメッセージの舞台となったのは、私が日本語を教えているプラットフォーム「italki」です。普段使っている信頼のあるサービスからのお知らせに見せかけた内容だったので、一瞬信じそうになったんです。
実は昨日、italkiから「フィッシング詐欺に注意してください」という公式の注意喚起通知が届いていました。でも正直、「ふーん、またか」と流してしまっていました。過去にもスパムや怪しいメッセージが届いたことがありましたが、特に気にしていなかったのです。
しかし今回のメッセージは、今までとは少し違う手口でした。そして、内容を冷静に考えれば不自然な点はすぐ分かったはずなのに、当時の私の状況や心の余裕のなさ、さらには英語が第二言語であることが原因で、判断を誤りかけました。
この体験を共有することで、特にitalkiや他のプラットフォームを利用している先生たちが、同じような状況に陥らないようにお役に立てればと思っています。急いで書いているため、少し荒い部分があるかもしれませんが、どうか目を通していただければ幸いです!
フィッシングメールの内容と私が引っかかりそうになった理由
まず今回のフィッシングメッセージの内容を簡単に説明します。
日本語で要約すると、以下のようなことが書かれていました。
…こうして見ると、おかしすぎて笑ってしまいますよね。
しかし、実際にこのメッセージを読んだ当時の私は、全く冷静ではありませんでした。
今日は、朝から多忙で、あれこれ考え事が重なっていたんです。特に、前日予約で久しぶりの13歳の学生さんとのレッスンが控えていて、その準備に集中していました。また、初めて受けた依頼についてもどう対応するか頭を悩ませていました。
そして、先日収入をPaypalにトランスファーしているところだったのです。
そんな精神的に余裕がない状態で、「italki support」という信頼感のあるアイコンと名前でメッセージが届き、私は一瞬信じそうになってしまったのです。
さらに、レッスンとレッスンの合間にそのメメッセージを読んだため、焦りが生じ、「今すぐ対処しないといけないのかも…」と思い込んでしまいました。
気づいたきっかけと疑問点
それでも、どこか腑に落ちない部分があったのも事実です。
まず、以下の点が気になりました。
さらに、リンクのURLが明らかに不自然でした。公式サイトのURLではなく、見慣れないアドレスが記載されていたのです。
そして何よりも、
「italkiのサポートなら、専用の通知で送ってくるはずなのに、、、」という点に気づきました。メッセージで送ってくる時点で、いつもと違う対応に違和感がありました。
そこで、プロフィールに飛べることが判明。大体、italkiのサポートだったら、ユーザーとしてのプロフィールなんてあるわけない。笑
そしてユーザーとしてのページはすでに消えていました。
消えた後でも、送ったメッセージは残るんですよね。なので、リンクをクリックする可能性はあるのです。あのバタバタだったら、クリックしてしまうかも、本当に怖いですよね。
ツッコミどころ満載の内容と回避方法
改めてメッセージを落ち着いて読み直してみると、明らかにツッコミどころ満載だったので、ここに特徴をまとめておきます。
よくよく読んだら、不自然な英語表現があったのです。
"After partially checking your profile"
→ 日本語にすると「部分的にプロフィールを確認した」???企業の正式なメッセージとしては曖昧すぎます。通常は具体的な内容が説明されるはずです。"payments and orders will not be accepted after sending this email"
→ 文法的に意味が曖昧です。さらに、「italkiで私がいつ注文したの?」という疑問が。リンクには「shop」という単語が含まれており、余計に不自然さが際立ちます。"you need to confirm your details on this form"
→ 正式な企業のメールなら、こんなに直接的な表現は使いません。もっと丁寧で詳細な指示が記載されるはずです。"Otherwise, your account will be BLOCKED within 24 hours from the moment the email is sent to you"
→ 大文字で強調された"BLOCKED"は脅迫的な印象を与えます。また、「24時間以内」という具体的な時間制限を強調する手法も、フィッシング詐欺でよく見られます。さらに、「from the moment the email is sent to you」という長ったらしい表現も不自然です。(と思うのですが、どうでしょうか??自信ないです!笑)公式サイトではないリンク
メール内のリンクに「shop」という単語が含まれているのが目立ちました。公式なitalkiのURLではない時点で怪しさ満点です。
冷静に判断するためのポイント
まずは、メッセージ内のリンクは絶対にクリックしない。
リンクを不用意にクリックすると、個人情報を盗まれる可能性があります。常にリンクの安全性を確認することが重要です。
そして、少しでも疑問に思ったなら、公式サポートに直接問い合わせる。
「このメッセージが本物かどうか」を確認するのが確実です。
フィッシングメッセージを通じて思ったこと
今回の経験を通して、「TOEICの英語力、こういう場面で役に立つのでは?」と思いました。笑
久しぶりにTOEICを受けてみようかな、なんて気持ちになりました。笑
正しい英語の感覚を磨くことが、怪しいメッセージを見抜く力にもつながるかもしれません!
こんなオチになりました!
最後に、こちらにスクリーンショットを貼っておきます。
もう、この送り主のページは存在していませんが、時間をおいてまた現れる場合があるかもしれません。
ちなみに、grammarlyにコピペして添削してもらったら、色々直すところがたくさんのメールでした。
第二言語でのビジネスメールにおける注意点
英語が第二言語である場合、ビジネスメールを「パッと見ただけ」で判断するのはとても難しいことがあります。
特に、普段使っているプラットフォームや信頼しているサービスからのメールだと思い込んでしまうと、不自然な部分に気づくのが遅れることがあります。
今回、私が引っかかりそうになった理由も、メッセージの表現が一見すると「公式らしさ」を装っていたことにあります。また、忙しい中で急いでメッセージを読んでしまったことで、冷静に考える余裕がなかったのも一因です。
そんなときに役立つのが、一度立ち止まって考えることです。(口酸っぱくいいます!)
本当にこのメッセージは正しいのか?
自分の使っているサービスがこのような連絡方法を取るのか?
こうした疑問を意識的に持つだけで、危険を回避できる可能性が高まります。
また、普段から「公式メールのトーンや形式」に慣れておくことも重要ですね。
例えば、企業からのメールは通常、丁寧で曖昧さのない表現が使われます。それと比べて、フィッシング詐欺はどこか急かしたり、不自然だったりします。こうした違いを感覚的に掴むことも、自分を守る力になります。
もう全ての英語でのメールが私にとっての良い英語の教材のようなものになると、今日からしっかり読みます・・・!
私の教訓
今回の体験を通じて、いくつかの教訓を得ることができました。
第二言語でのやり取りでは冷静さが鍵
急いで判断するのではなく、一度立ち止まることの重要性を再認識しました。公式な連絡は「丁寧さ」や「透明性」がある
それと比べて、不自然な表現や曖昧な内容、緊急性を煽るメッセージは疑うべきです。怪しいリンクは絶対にクリックしない
メールで要求される操作は公式サイトに直接ログインして確認するようにしましょう。
これを読んでくださっている方も、忙しい日々の中で同じような状況に陥る可能性があります。
このようなメールを受け取った際には、冷静に考え、焦らず対応してください。
最後に、公式の注意喚起メールにも目を通す習慣をつけましょう。
私のように「ふーん」と流してしまわないでくださいね!笑
このnoteが、少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。
長文読んでくださってありがとうございました^^