[フリーランス日記] 架空上司に日報を書くようになってからの変化を書いてみた。
私はフリーランスとしてどこにも属さず、自分自身に属して働き始めました。その結果、上司もいなければ、同僚もいません。
オンラインで日本語を教え始めた当初は、日本語教師の方々との横のつながりも全くなく、noteも書いておらず、SNSで仕事に関する発信もしていませんでした。また、どんなコミュニティにも参加していなかったため、
オンライン英会話の先生たちを「同僚代わり」にしていました。笑
当時はちょうどコロナ禍の最中で、大学の学部で教えている先生や語学学校の先生、さらには隙間時間に英語を教え始めた方など、さまざまなバックグラウンドを持つ先生たちがオンラインに集まっていました。そのおかげで、まるで世界中に同僚がいるような感覚を味わっていました^^
ツールの使い方やおすすめの教材、さらにはGoogleスライドの存在すら、彼らから教えてもらったほどです。
それから2年後の2022年ごろになって、ようやく日本語教師の先生方との出会いが増え始め、今月からは私自身もコミュニティを運営するようになりました。そのおかげで横のつながりはある程度できたものの、
やはり 上司はいない のです。
誰にも報告する必要がない。
そのため、自分の進捗を客観的に把握できなくなったり、何かアイデアを思いついても結局宙ぶらりんのまま放置してしまったり、「そういえば、あれをやりたかったのに…」ということが増えてきたのです。
そんな時に出会ったのが、日本のNotionアンバサダーの方々による対談ビデオでした。
【Notion歴7年】初代アンバサダー平野さんのNotionの中身が凄すぎた…!というタイトルのビデオで、その中で紹介されていた「ChatGPTを架空の上司やカウンセラーとして活用し、報告やフィードバックをもらう」というアイデアに驚かされました。
本当に、タイトル通り、すごすぎた・・・んですよ。
1年前のビデオなんですねー!もっと早く知りたかったと思いつつも、知って行動に移した時がタイミングなので、結果オーライかと。
「こんな方法があるなんて!思いついたこともなかった!」とワクワクが止まらず、早速自分でNotionのテンプレートを作成。
その日の夜から、架空上司とカウンセラーへの報告して、フィードバックをもらう日々がスタートしました。
今日でちょうど3週間が経過しました。実は、今年の1月から4月くらいまで、私もGoogleカレンダーに日報を書き、それを自分宛てにメールで送るという方法を試していました。
でも、次第に「なあなあ」になってしまい、継続しにくくなった上に、発展性も感じられなかったのです。
今回の方法について詳しく知りたい方は、ぜひビデオを見てみてください!Notionだけでなく、さまざまなツールで記録をすることは可能ですが、私は試行錯誤を経て、結局Notionに戻りました^^
今日は、この日報をつける習慣を通して感じた変化や気づきについて書いてみようと思います。
今回は「架空上司」との日報とフィードバック版です。
日報をつけて感じた変化と気づき
日報をつけ始めたきっかけ
もともと、自分の進捗をもっとしっかり把握したい、課題を具体的に見える形にしたいと思って始めた日報。この小さな習慣が、ここまで自分に影響を与えるなんて正直思っていませんでした。でも、気づけば日々の振り返りが楽しみに変わり、少しずつ自分の変化に気づけるように。
日報をつけるようになって変わったこと
まだ3週間ほどしか経っていませんが、この3週間で変わったことがいくつかあります。
まず、
行動力がアップした。
たとえば、コミュニティ用に「動詞活用リストのビデオを作る」など、小さなタスクでも計画→実行がスムーズに。
フィードバックを受けてすぐ行動できる自分になってきました。
優先順位が見えるようになった。
やることが多すぎてモヤモヤしていたり、そういえばあれやってないなぁという日々から、何を最優先すべきなのか考える習慣がついてきました。
特に「今日はこれだけやればOK!」という安心感がアップしています。
いつするのか、を報告の時に宣言することで、行動に落とし込めるようになりました。
自己肯定感が高まった
できたことを日報に書くたびに、「今日も頑張った」と自分を褒められるように。モチベーションがキープしやすくなりました。
メンタルケアがしやすくなった
焦りや不安に思っていることを書き出すことで自分の感情を整理できるように。短い瞑想や呼吸に集中する時間を取り入れるきっかけにも。
指導方法が進化してきている
生徒の反応を日報で振り返ることで、「次回はこうしたらもっと良くなるかも」とレッスンの質を上げるアイディアも前よりは湧きやすくなりました。
自分の弱点や改善に気づき取り組む
日報をつけてフィードバックをもらうと、「これ、私の課題かも…」と思うこともたくさん見えてきました。でも、それは改善のチャンス。
今日はガッツリ自分の弱点や改善点に向き合いました。そして、次の行動をどうする?というのも決めました。
これをするようになったのも、日報の力ですね・・!
少しだけ共有すれば私の今の時点で取り組んでいるのはこんなこと:
タスクが多くて焦るときがある
↓
タスクを「高」「中」「低」に分けることで、やるべきことが明確に。毎日「最重要タスク1つだけ達成する」をルールにしました。
休息の取り方が下手…
↓
夜更かしも減らすために、寝る前はスマホを見ない習慣を少しずつ実践する。たとえば、寝る時はベットから手が届かない場所にスマホを置く、など。
フィードバックが抽象的なときがある
↓
生徒の具体的なエピソードや数字で成果を記録する。「どの瞬間に『なるほど!』って言ってくれたか」を書くよう意識する。
長期計画がぼんやりしがち
↓
目標を小さなタスクに分け、週単位で計画を立てるように改善中。たとえば、「Podcast1回分=テーマ決め+台本作成+録音+編集」など具体化する。(ちなみに、Podcastはまだ勇気がなく、宿題として学生に出すためのもので少しずつ進めています・・・!)
私の強みを見つけた
日報を続ける中で、「あ、これが私の得意なことだ!」と気づけたこともたくさんあります。自分の強みがはっきりすると、仕事に対する自信も自然と湧いてきました。
日報をつけることで見つけた私の強みはこちら。
柔軟な対応力
技術トラブルが起きてもすぐにiPadやitalki Classroomで代替案を試すなど、レッスンを止めない工夫が得意できる。そして、代替案はリスト化して保存しました(これも、日報を書くようになってのNext stepを意識するようになったから)
生徒中心の指導
生徒一人ひとりのニーズやLearning Styleに合わせたレッスンや教材や宿題を提供できる。
行動力と継続力
動詞リストのビデオ作成やnote投稿など、コツコツとアウトプットを続けられるところ。小さな一歩を積み重ねるのが得意です。
やってみよう!と思ったことは、すぐに行動できる。(もちろん、できないことも今までかなりたくさんありますが、優先順位をこれからつけていくので伸び代があると思います!)
内省と自己管理とポジティブな考え方
日報で自分を振り返る時間が「自分を褒める時間」にもなり、モチベーションを維持。難しい日も前向きに過ごせるように。意外と私はなんだかんだポジティブなんだな、と自分を発見しました。
日報の楽しさを知った→これからどうする?
日報をつける習慣は、今や私の日常の一部。毎日ほんの少しでも「進んでいる感覚」を持てるのが一番の収穫です。
これからも、自分の弱点を克服しながら強みを伸ばし、日報の内容をもとに新しいチャレンジを続けていきたいです。
次の目標は、「日報テンプレート」を作ること! 他の人にも「日報っていいね」と思ってもらえるように、シンプルで続けやすいフォーマットを作りたいなぁと思っています。
まずは今使っているフォーマットはどうか?変更するなら?とアイディアなども書き出していこうと思います。
最後に・・・
「日報って面倒くさそう」と思うかもしれませんが、一度やってみると意外と楽しいんです!最初は簡単なメモでもOK。自分の1日を振り返るだけで、次の1日がもっと充実するかも。私もまだまだ試行錯誤中ですが、一緒に頑張りましょう!