レッスン納めの日に届いたうれしいニュース
今日は私のレッスン納めでした。2024年もお疲れさま、私。そして、関わってくださった皆さん、本当にありがとうございます^^
昨日のBさんとのレッスンでは、うれしいニュースを共有したい!という気持ちが伝わるような明るい表情で、次のエピソードをシェアしてくれました。
Bさんはアジア系アメリカ人で、日本に住む家族がいらっしゃいます。その家族は母語と日本語を話すそうです。Bさんご自身も少し日本のルーツがあるとのこと。
ただ、アメリカに住む家族の中で日本語を学んでいるのはBさんだけだそうです。
そんなBさんが、最近電話で話した日本のおばさんから、「久しぶりに日本語だけで話してみよう!」と提案され、会話を始めたところ、次のように言われたそうです。
「一体、何があったの? 1年前よりも日本語がすごく上達している。言葉の選び方や相槌が自然だし、会話もスムーズだよ。」
さらに、おばさんやいとこと日本語で話しているとき、Bさん自身も、完全にではなくとも、会話を理解できていることに気づいたそうです。そして、日本語で話したり聞いたりするときに、英語を介さずに話せた、と実感されたそうです。
そんな中、おばさんからこんな言葉をいただいたそうです。
「どんな先生に日本語を習っているの? その先生はヒーローだね。」
私自身、この話を聞いてびっくりしました!まさか私の名前が生徒さんの家族の会話に出てくるなんて、予想外でした。笑
特別なレッスンをしているつもりはありません。ただ、生徒さん一人ひとりタイプが違うので、それに合わせてアプローチを少しずつ調整しているだけです。
それでも、Bさんが私の提案した音読チャレンジを楽しんで取り組み、その後自分なりに学習を発展させてきたことが、この成果につながったのだと思います。
セルフスタディを変化させる時の私のアドバイスも多少役立ったかもしれませんが、何よりBさん自身が日本語を楽しみながら学び続けた結果です。
Bさんの場合、振り返ってみると、好きなトピックや推しのSNSなど、教科書だけにとどまらず、さまざまな日本語をたくさんインプットしてきたな〜と思います。もちろん、アウトプットにも積極的に取り組んでいました。
Bさんと日本に住むご家族の間にある「橋」が、日本語を通じてさらに強くなったように感じました。
言葉の力がつながりを深める様子に、私自身も心が温まりました。
この時に感じたのと似てる。
Bさんは、フィードバックや私の教え方についてコメントをくれるのですが、書き留めておかないと忘れてしまうので、最近は本人にもう一度言って!とリクエストする時も。
2024年、振り返ってみると、このレッスン以外でも「どう日本語に触れるか」という点に注目し、宿題やチャレンジから生徒さんに色々な仕掛けを試みてきたなと感じます。
もしかしたら、他の人から見たらやりすぎと思われるかもしれません。笑
来年は、セルフスタディのサポートをさらに充実させたいなと思っています。
あ、忘れないうちにアンケートもまとめなければ…!