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【じーじは見た!】前編:他人の事よりも自分の事を反省したら?

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉️

さて、今回は「民主党政権」の失敗を振り返って自民党の反省を促したいと思います。

日本にもいよいよ「2大政党時代が来たか?」と期待させた民主党政権、あっけなく3年で木っ端みじんで「民主党」すら無くなってしまいました。

じーじは政権交代の際のマニュフェストには、良いことが沢山書いてあったけれど、優先度とやり方を間違ったんだろうなと思って、上記のような投稿をしました。※良かったら読んでみてください。スキ応援いただけると嬉しいです。

今回は、これに関連して面白い資料を見つけたので、それをネタにいろいろ考察してみたいと思います。

✅民主党政権の検証― 迷走の3年を総括 ―

参議院自由民主党が平成24年(2012年)8月に上記タイトルのレポートをまとめていました。

2012年12月の第2次安倍政権誕生の布石のようなレポートですが、じーじから言わせたら、他人(民主党)のことより自分(自民党)のことを総括してよですね。

「失われた30年」はあなた方の政策のせいなのに他人事にしてはいけません。反省すべきはあなた方じゃないのと思うのですが、みなさんはどう思われますか?

さて、その民主党ですが政権奪取を果たした時のマニュフェストの視点は悪くなかったと思うのです。

「その時あなたは何してた?2009年」でも書きましたが、民主党の「5つの約束」は悪くないんですよ。

1.無駄遣いをやめてコンクリートから人へ衆議院の定数を80削減。

2.子育て・教育支援として子供一人中学卒業まで月2万6千円支給高校無償化

3.「年金通帳」で消えない年金、医師の数を1.5倍。

4.地域主権では、地方の自主財源増額並びに農家への個別補償制度創設。

5.雇用・経済では、中小企業の法人税率11%、地球温暖化対策を強力に推進し、新産業を育てます。

岸田さんの盛沢山の「します」「やります」のオンパレードと比べて民主党のマニュフェストはいかがでしょうか?

✅民主党政権の失敗は官僚を敵に回したからか?

民主党政権崩壊を残念に思っているのは、玉木さん(国民民主党)とも袂を分かって立憲民主に合流した小川淳也さん👇(下記記事で紹介)もそうだし、自民党に行ってしまった細野豪さんもそうだし、若手の有能な政治家には酷な現実でした。

参議院自民のまとめたレポートで民主党政権失敗の一丁目一番地に「誤った政治主導」を指摘しています。

まあ、初めての政権運営ですから稚拙だったことは確かでしょう。

参議院自民党は、そんな稚拙政党が官僚を敵に回して、自分たちで何とかできると考えた傲り高ぶりを真っ先に指摘しており「法的根拠のない組織の乱立」の結果として、官僚を敵視・排除し、業務の停滞・質低下を招き、法定の手続を無視した政策遂行をせざるを得なくなったと記載しています。

小川淳也さんが政治家を志したのは、官僚の世界から世の中を変えていくのは難しいと考えたからと答えられていました。

役所で働く官僚にとって天下り先確保や組織内の身分安定が組織の目標となり、それが出世条件にもなっているような世界からは世の中は変えていけないと感じて政治家を目指したそうです。

それはある意味では官僚の身分が不安定であることの裏返しでもあるとも言える訳で、民主党は、そんな官僚を人事で脅して敵に回してしまったのは賢いやり方ではありませんでした。

じーじはいつも官庁の有識者会議で官僚さんが準備する資料を褒めていますが、日本を何とかしたいと高い志で入省して、経験を積んでいるのですから戦力として活躍してもらわなかったら日本の損失です。

国の課題整理を明確にかつ迅速にできて、どうしたらいいかの方向性まで示すことができる優秀さは、資料を見れば誰にでも分かると思うのです。

変わらなくてはいけないのは、官僚ではなくて政治家の方なのです。

✅官僚が天下らなくても済むような人材交流へ

じーじは、官僚に優秀な若い人が民間企業との往来がもっと自由にできるようにすればいいと思います。

今もデジタル庁などへは民間企業から多くの若手社員が出向していると思うのですが、逆もどんどんやって、官僚もある年齢がきたら民間企業へ出向し、転籍も可能なようにしていけるように、天下りではないキャリア形成が可能な法整備を考えていけばいいのではないでしょうか?

官僚さんがいくら問題を分析して処方箋を書いても検討、検討、また検討、先送り、先送り、また先送りで何も変わっていかない社会では情けない。

特にじーじが重視しているのは「教育改革」と「医療改革」です。
30年前にピータードラッカーが教育と医療分野のマネジメントはなっていないと指摘してくれていました。👇

30年間、指摘を無視し続けた結果は、世界最大の病床数とCTスキャンの設置台数がありながら、世界最少の感染者で医療崩壊する「医療」マネジメントの情けなさの露呈でした。

多くの若者がチャレンジしない安定志向やいい子症候群に陥いり、みんなと一緒でないとみるや誹謗中傷していじめ、仲間外れ大好きな日本人に育成してきてしまった「教育」マネジメントの情けなさも露呈した30年間でした。

でも、そんな世の中を何とか変えたいと多くの若者は思っています。それを実現していくのが政治の役割だとじーじは思うのですがねえ。

さて、後編では、もう少し「参議院自民党レポート」を詳しくみていくことにしまょう。天に唾吐くと自分に戻ってきていることを指摘してみましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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