気候変動問題の盲点①:グレタさんが言っていた残余カーボン予算って何?
最近、大雨や台風による被害が大きくなっていると思いませんか?
地球温暖化によって自然災害が激甚化しているような気がしませんか?
今回からそんな気候変動問題についての考察をしていきますのでお付き合いください。
✅グレタさんは科学的根拠をもって訴えた⁉
まずは、グレタ・トゥーンベリさん👆が、2019年COP25で行ったスピーチの内容を確認することから始めたいと思います。
彼女は、2018年15歳のときに「気候のための学校ストライキ」という看板を掲げて活動を始めたスゥエーデンの高校生です。
2019年にスペインで開催されたCOP25では、「気候変動への早急な対応」を訴えました。彼女のスピーチの骨子は次のとおりです。
22世紀もこの地球で生きているであろう彼女たち若者の訴えは切実であり、政治的な思惑のない科学的な根拠に基づく誠実な訴えでした。
グレタさんの訴えは、Fridays For Futureという活動に発展しており、日本の高校生たちも活動を始めています。頑張れ、日本の高校生!
✅異常の日常化に慣れてきていませんか⁉
50年に一度の災害と呼ばれるような大規模災害が、毎年のように起こっています。
平成30年西日本豪雨、令和元年台風15号の千葉上陸による被害、九州をおそった令和2年豪雨と続いています。世界に目を向けても、アマゾンの大規模森林火災、豪州の大規模森林火災、これらは、どうやら地球温暖化が原因であることが分かってきました。
この気候変動問題は、今に始まったことではありません。世界規模で気候変動が、初めて話し合われたのは、1992年のブラジル・リオデジャネイロで開催された地球サミットの時でした。
国連を舞台にした気候変動問題は、COP(コップ)と呼ばれる気候変動枠組み条約締約国会議で、毎年、対応策を議論するようになりました。
COP3、第3回気候変動枠組み条約締約国会議は、1997年に日本の京都で開催されました。
この時、京都を冠した京都議定書が、話し合われ、1990年を基準に2008年から2012年の第一約束期間にCO2やメタンといった温室効果ガスを「EUは8%」、「米国は7%」、「日本は6%」削減する枠組みが決まりました。
後に米国は、枠組みから離脱しましたが、京都と名がついた枠組みですので、日本は国際公約として京都議定書を批准しました。
さて、結果は、どうだったのでしょうか? 案外誰も知りません。
次回は、その成績発表から始めることにしましょう。
後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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