【じーじは見た!】後編:令和4年版環境白書を見てみた!
心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉
環境大臣が小泉さんから山口さんに変わって最初の環境白書が6月7日に発行されました。
昨年はこんな記事を書きました。
今年発行の環境白書はどんな変化があったのでしょうか?
本編は後編です。前編から読んでいただくと話が繋がります。
さあ、後編を始めましょう。
✅第2章に注目してみましょう!
【第1部の第2章】
(前々年)第2章 政府・自治体・企業等による社会変革に向けた取組
(前年)第2章 脱炭素社会・循環経済・分散型社会への3つの移行
👉(今年)第2章 脱炭素、循環経済、分散・自然共生という多角的な切り口によるアプローチ
第2章の中味のお題目を見てみましょう!
第1節 脱炭素の視点からのアプローチ
1 加速する政策
2 成長に資するカーボンプライシング
3 適正な再生可能エネルギーの普及拡大
4 石炭火力発電
5 脱炭素化を促進させる金融・企業の動き
6 グリーンイノベーションの推進
7 脱炭素インフラの海外展開
第2節 循環経済の視点からのアプローチ
1 循環経済(サーキュラーエコノミー)の我が国の動向
2 プラスチック資源循環の促進
3 廃棄物・資源循環分野の脱炭素化
4 災害廃棄物処理
第3節 分散・自然共生の視点からのアプローチ
1 3 サーティ・バイ・サーティ0 b y 3 0 ロードマップ
2 生物多様性に関する世界的動向と次期生物多様性国家戦略に向けて
3 ビジネスにおける生物多様性の主流化の動向
4 野生鳥獣の捕獲対策
5 外来種対策
6 国立公園の保護と利用の好循環
7 自然共生、レジリエントな地域づくりに向けて
第1節の「脱炭素」は最近新聞紙上でも話題になっていますから想像がつきますよね。
第2節の「循環経済」についてもこの4月に施行された「プラ新法」のことを始め、内容の想像が付くと思うのです。
ところが第3節の「分散・自然共生」のタイトルはずばり「生物多様性保全」とした方が分かり易くないですか?「ビジネスにおける生物多様性の主流化の動向」と題するようにビジネスでも生物多様性を無視できなくなっている点に注目してください。
✅第3章はライフスタイルについて!
【第1部の第3章】
(前々年)第3章 一人一人から始まる社会変革に向けた取組
(今年)第3章 地域や私たちが始める持続可能な社会づくり
👉(今年)第3章 私たちが変える持続可能な地域とライフスタイル
第1節 地域循環共生圏の更なる発展
1 地域循環共生圏
2 地域における脱炭素化
3 地域循環共生圏づくりを支えるESG金融の推進
4 地域循環共生圏の深化へ
第2節 グリーン社会実現のためのライフスタイル変革
1 食とくらしの「グリーンライフ・ポイント」
2 食
3 住まい
4 移動
5 ファッション
第3節 人の命と環境を守る
1 熱中症対策
2 子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)
3 化学物質対策
第1節では「脱炭素化」の方法論として地域経済循環構造図が示されています。これはまさしく里山文化の再構築ではないでしょうか?
第3章の第2節では「ファッション」が注目されていて、将来のサステナブルなファッションのイメージ図が示されています。
✅ナッジを活用した行動変容!
「ナッジ」って何?
上記の題名のコラムが用意されています。
文章を読んでもよく分からないことも動画だと理解しやすいですよね。
そっと背中を押してくれるナッジ、環境省が準備している動画を見ていただいた方が理解が容易です。どうかご覧ください👇
年々、環境白書が読み物としても充実してきています。
そして今年の環境白書は、生物多様性保全元年とも言える程このテーマの重要性が強調され始めたことを感じました。
そりゃそうですよね。
例えばみつばちが絶滅してしまえば、食物の生産にも甚大な影響があるように多様な生物の食物連鎖の中で私たちは暮らしているのです。
気候変動問題は、自然災害の激甚化だけでなく、生物多様性の危機をもたらせている大問題だということです。
今、人類はこれまで経験したことのない速度で種の絶滅に直面しています。
まずは、興味を持つこと、事実を客観視すること、それで十分です。一人ひとりが「環境」について考えてみることが大切なんだと思います。
お時間があれば是非環境白書にチャレンジしてみてください。
☆☆☆
(感謝)
▼ダッシュボードを見ると8月3日にスキが20,000を超えました。沢山のスキ応援をありがとうございます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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▼環境白書に最初に注目したのは、この投稿でした👇
▼Z世代応援団のじーじをよろしくお願いします。