【じーじは見た!】久しぶりに「脱炭素ポータル」を見て思ったこと⁉
心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです。
久しぶりに環境省の「脱炭素ポータル」を見てみると2021年9月28日に新設された「ゼロカーボンアクション30」というサイトが目立ちました。
中味を見てみると「再エネ最優先」の環境省の姿勢がよく分かりました。
しかし、すごく言葉足らずでこのままではみんな勘違いしてしまう「0円ソーラー」という表現がありすごく嫌な感じがしました。
ちょっと中味を見てみましょう!
✅まずはサイトのイメージ⁉
じーじは、再エネへの切り替えというメニューを手繰っていきました。
すると刺激的なタイトル「0円ソーラー」「おすすめ対象者:個人」とあるではありませんか?
環境省がこのタイトルはあかんでしょ。
✅0円ソーラーはただではない⁉
あれだけ総務省が携帯キャリアに注意喚起してやめさせた「あれ」と同じなんです。
「スマホ本体0円」のようにあたかも0円かのようなキャッチコピーで通信料の高さを隠して通信・端末(携帯電話)セット販売で消費者に高い通信料をバレないようにしてきたあのコピーですよ。
総務省は通信料金を一向に値下げせずに端末製造メーカーにばかりしわ寄せがいくやり方は消費者のためにならないと、まず通信料金と携帯本体を分離する契約に2019年に改めさせました。
この法改正から携帯の通信料金が下がっていきましたよね。その一向に通信料金が安くならなかった「スマホ本体0円」と同じ匂いがする⁉
この「0円ソーラー」のキャッチコピーもいけないですよ。
ただより高いものはないと知っている方は、このキャッチコピーを見て直ぐに「0円ソーラー」でググッて悪徳業者にアクセスするようなことはしないでしょうが、あわてんぼさんはよく読んでくださいね。
「0円ソーラー」と言っても「初期費用が0円」ということであって、全部を自分で購入する方が安く設置できるんですよ😅
ヨーロッパでは太陽光発電のコストが火力発電よりも安くなっているなど昔に比べると太陽光発電システムの投資額は下がっているとは言ってもそのシステムが無料で手に入る(0円ソーラー)ことはありません。
✅どういうことなの?
じーじは、地球温暖化を止める気候変動対応の大切さを記事にしているので環境省の応援団のつもりだけれど「0円ソーラー」という見せ方はいけないと思います。
事業者は、慈善事業で屋根置きソーラーを設置してくれる訳ではないのです。「0円ソーラー」でただで太陽光発電システムがもらえることは決してありませんからね。
これから法整備が進んでZEH(ゼッチ:ゼロ・エミッション・ハウス)が強化される法案が出来て今後の新築の家には再エネを義務化するのであれば、当然住宅価格が高くなります。
そうなると「家が売れなくなる」ことを心配する業界の突き上げを受けて「票」の心配をするから未だに世界基準の断熱基準も導入できずに、世界で一番暑くて寒い住宅と揶揄されている日本。
2050年に2013年比46%のCO2削減を国連にコミットした以上、今度こそ厳しい規制にせざるを得ないのだろうと思っているのですが、現状は「0円ソーラー」に飛びつく消費者任せ⁉
賢い消費者は「環境に貢献したい」と考えている訳です。
だからそういう良心的な消費者が「0円ソーラー」なら付けてあげようかなと思って悪徳業者に電話してしまわないか心配です。
✅新築1戸建てを今から建てる方以外は慎重に⁉
とにかく自分で太陽光発電システムを設置して余った電力を電力会社に買ってもらうのが一番良い訳です。
だけど住宅ローンに組み込めない(限度枠一杯等の問題)場合、0円ソーラーの仕組みで太陽光発電システムを導入することは、ありかもしれません。
だけど既に1戸建てをお持ちの方は、自分で設置した方が得だということを頭において設置基準等をしっかり調べられた方がいいですよ。
✅行政にご相談を⁉
太陽光発電システムのいいところは、太陽光という「ただ」で手に入る自然の燃料を元にして発電できることです。そのため、設備の償却が終わったら何かその後は永久に「ただ」で電力が手に入りそうな気になります。
だけどよく考えてください。パネルには発電能力の限界がありますよ。
粗悪な太陽光パネルをつかまされて5年も経たないのに発電量が半分になった場合、パネルの交換(メンテナンス)が必要になります。
今はパネルの品質・性能も向上しているので10年後でも発電量の劣化はかなり少なくなっているのかもしれませんが、永久ではないのでよく確認してくださいね。
廃棄する場合の産廃処理費用だって馬鹿にならないかもしれませんよ。
みんな原発には感情的になっているから「核のゴミ」には反対だけど将来大量に出てくる「太陽光パネルゴミ」は無視しています。どうするつもりなんでしょうかねえ?
都市ガスを改質して水素を作り燃料電池で発電するエネファームが普及しなかったのも耐久性の問題がありました。
環境に貢献するというのは、バラ色ばかりでなく、応分のコスト負担をしていくことになることを政府の説明がなくても理解をして、そのコスト増加分は給料が上がっていくような社会にしていきましょう⁉
(どうやって給料が上がる社会にするんだよ?が問題ですけどね😊→若者が選挙に行くことが第一歩だとじーじは信じ続けています⁉)頑張れZ世代!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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▼アリさんの転職行動は不思議と全体最適につながっている。
▼Z世代応援団のじーじをよろしくお願いします。
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