【じーじは見た!】前編:OECDの主要統計を見てみた!
心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉
新聞などではよく見かけるOECD(Organisation for Economic Co-operation and Development:経済協力開発機構)は、本部をフランスのパリに置き、現在38ヵ国が加盟している国際機関です。
結構オープンに情報を公表してくれています。その主要な統計を見て日本のポジションを確認して、我が国の良い面と悪い面双方を見てみることにしましょう。
✅そもそもOECDって何?
要するに各国を横並び比較してみて公共政策・国際基準設定の助言を行うために各種情報発信をしていく機関ということです。
現在、OECD加盟国は38ヵ国。官僚組織の大先輩である欧州22ヵ国をルール作りの中心に置いて、それを日米等戦後経済を引っ張ってきた西側諸国16ヵ国が加わって出来ている先進国による国際基準の情報提供をしている国際機関がOECDです。
✅主要統計の中から何を見ていきましょうか?
OECD東京センターのホームページでは日本語で分かり易く情報を提供してくれています。主要指標として下記のようなデータが示されています。
これらのデータで遅れた国「日本」を実感すると共にマネジメントさえ良くなればポテンシャルは世界でも一流じゃんという点を確認していくことにしましょう。
遅れた国を実感するために平均賃金、男女間賃金格差、教育支出のデータを見てみましょう。
「日本、ずごいじゃん」というデータは後編で見ていくことにしましょう。
✅平均賃金、男女間賃金格差、教育支出データ!
上記の赤いバーが日本です。平均賃金38,500ドル、OECD平均49,200ドル、日本の直ぐ右(上位)がイスラエルで39,322ドル、その隣がスロベニアで41,445ドル、その横が韓国で41,960ドルになっています。
トップが米国で69,392ドル、ドイツが53,745ドル、イギリスが47,147ドルです。
OECD38ヵ国で日本はワースト3位。男女の賃金の中央値同士を比べた時に女性の賃金の方が22.5%低いというのが我が日本の成績です。
多様性の国、米国も意外に成績は悪くて女性の方が17.7%低い成績です。
ちなみにドイツ13.9%、イギリス12.3%、OECD平均11.6%というものです。
ワースト1位の韓国は、31.5%で完全に男性が牛耳っている社会です。
●が幼稚園、◇が小・中学校、×が高校・大学教育への支出のようです。
もっと日本は教育支出が少ないもんだと思っていましたが、OECDの平均くらいはお金を使っていて、高等教育(高校・大学)への支出「×」の位置は結構高い位置にあるのに驚きました。
どうしてそれで、パソコンすら未だに一人一台が実現できていないのかは謎ですね。何故だと思いますか? どこにそんなに無駄なお金が流れているのでしょうか? お金の使い方を考え直した方がよさそうです。
こういった公開情報から未来の日本を良くしていくためにとるべき今の政策を考えるのが政治家の仕事です。政治家の皆さん、お願いしますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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